【小説紹介・感想】ヒンメルはもういないじゃない【ハーメルン】【葬送のフリーレン】【断頭台のアウラ】【独自設定】【二次創作】

 

ヒンメルはもういないじゃない

 

原作：葬送のフリーレン
タグ：アウラ ヒンメル フリーレン 性格改変 独自設定

 

あらすじ：

勇者ヒンメルの死から二十八年後。北側諸国に人間と魔族が共存する国があった。
その名は魔族国家フリージア。人間と魔族が平等に生きることができる楽園。
それを統治するのはかつての七崩賢であり大魔族である断頭台のアウラだった。

これは勇者との再会によってアウラが『断頭台』から『天秤』に至るまでの物語。

葬送のフリーレンのIF、再構成ものになります。

設定の改変や独自解釈があるかもしれませんが宜しくお願いします。

 

作者：ＨＡＪＩ

掲載サイト：ハーメルン

小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。

見つけた時に日刊ランキングにランクイン。

調整平均9.00と10段階評価では滅茶苦茶高く、ハーメルンの至高の小説に指をかけていますね。

(・ω・)ノ

葬送のフリーレンの二次創作。

「戦国御伽草子　殺生丸」「月姫転生　【完結】」「もし結城リトのラッキースケベが限界突破していたら」と名作二次創作の作者のＨＡＪＩさんの作品。

断頭台のアウラIF。

至高のヒンメル×アウラもの。フリーレン×ヒンメルでもしんみりできる欲張りセット。

魔王討伐後のヒンメルと偶発的遭遇から敗北したアウラが、魔族思考まま人間に寄り添うお話。

ヒンメルに服従の魔法で敗北したアウラが、ヒンメルの魔族共存リトライに付き合わされます。

アウラを下手にオリキャラ化しないまま、原作の設定を活かしてアウラとヒンメルで人と人外が寄り添わせてくれるのはイイ感じ。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

アウラとヒンメルの人と人外の強制共存生活、ヒンメルの死後ヒンメルが為したことを続けるアウラ。

ほろ苦い感じのある人外との共存って良いですよね。

題名は原作だとフリーレンの心を抉ったアウラのセリフですが、今作ではアウラが心を抉られる側です。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

シリアス成分多めのしっかりとした小説です。

ヒンメルはもういないじゃない　ストーリー・感想

「ヒンメルはもういないじゃない」はＨＡＪＩさんがハーメルンに投稿しているWeb小説。

葬送のフリーレンの二次創作。

冬色が読んだ時に既視感があったので調べたら、「戦国御伽草子　殺生丸」「月姫転生　【完結】」「もし結城リトのラッキースケベが限界突破していたら」と名作二次創作の作者のＨＡＪＩさんの作品でしたか。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

断頭台のアウラ生存オリチャールート。

最初は題名からアウラがオリキャラ化する話かなーと思っていたら、アウラが人類の天敵な魔族メンタルのまま人類と歩むルートだった。

(°▽°)

名作なヒンメル×アウラモノ。

原作だと、

アウラ「ヒンメルはもういないじゃない」→フリーレン(グサッ

で煽った台詞が、

「ヒンメルはもういないじゃない」→アウラ(グサッ

原作の因果がアウラを襲う！！

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

 

原作のフリーレンがフェルンと旅している時代、断頭台のアウラが既に人間と魔族の理想国家な魔族国家フリージアを建国しているというスタート。

人間はアウラの教えに従い、魔族はアウラの『祝福』を受けて人間を食べずに生活が可能に。

原作の魔族リーニエちゃんたち首切り役人も原作と異なる立ち位置。

そしてアウラはアウラで退廃的な雰囲気で国家運営。

一体何があったんだという感じで先が気になる展開で先が気になる展開。掴みはオッケーという感じ。

ｵｯｹｰ☆⌒d(´∀｀)ノ

そして時は建国以前に遡り勇者パーティーによる魔王討伐直後の時代、封印されている強力な魔族クヴァールを開放して人類を混乱させようと目論むアウラ。

ある日封印解除のためにクヴァールの元を訪れるアウラですが、定期的にクヴァールの様子を見に来ていた勇者ヒンメルと出会い遭遇戦に。

人間の子供を人質に取ることでヒンメルに勝利するアウラですが、ヒンメルが勇者として奇跡を起こして逆転勝利。

原作のアウラとフリーレンと同様に、自身の服従の魔法の力でヒンメルに絶対服従を強制されるアウラ。

逆転したアウラとヒンメルの状況、アウラにとどめを指そうとするヒンメルですがそれを人間の子供に制止されたことヒンメルはアウラの殺害を断念し、ヒンメルはアウラの様子を見ながら共に近くの村で暮らすことに。

アウラに対して人間のように接するヒンメル、そしてヒンメルの行動の意味が理解できない人外のアウラ。二人の奇妙な共同生活が始まります。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

 

物語の起点はご都合主義な設定改変モノだけど、勇者ヒンメルなら、ヒンメルならやってくれる！という謎の説得力。

ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

アウラを服従させたヒンメルによる、原作で痛い目を見た魔族との共存リトライ。

人間を理解できないアウラに長く寄り添ったヒンメル。

人と人外の恋愛という感じで凄く良い！！

(*´ー｀*)

そして、なんだかんだでヒンメルとアウラが距離を縮めるなか、なんでそこにフリーレンが居ないんだよフリーレン！！

(>_<)

ここで登場しないと負けヒロインみたいだぞフリーレン！！とか思って読んでました。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

フリーレンはフリーレンで原作と同じ動きをしつつ、ヒンメル関係でしんみりするエピソードあり。

フリーレンとアウラが接触するのは何が起こるか分からなくて怖いですが、ヒンメルから影響を受けた者同士二人の出会いも気になりますね。
(´▽｀)

 

勇者ヒンメルがウルトラCを決めた結果、人類の敵の断頭台のアウラが魔族的思考のまま人類と共存国家樹立。

腰を落ち着けて読んで欲しい一品。

割とサクサク読めたり、設定魔改造な二次創作が多いなか、王道的な作品。

ＨＡＪＩさんの作品は今作以外も読んでいましたがどれも名作。

今作も名作と言って過言ではなく、冬色も大変楽しませて頂きました。

(*´ー｀*)

ヒンメルはもういないじゃない　まとめ

「ヒンメルはもういないじゃない」はＨＡＪＩさんがハーメルンに投稿しているWeb小説。

葬送のフリーレンの二次創作。

至高のヒンメル×アウラもの。フリーレンともしんみりします。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

勇者ヒンメルがアウラを返り討ちにして、人間と魔族の共存リトライをして成し遂げちゃうお話。

一つの設定改変を起点にIFの歴史を紡ぐのが楽しいですね。

アウラとヒンメルの出会い以外は原作順守なので、主人公たちへの都合の良すぎる改変は無く読んでいてストレスは少なかったです。

(´▽｀)

人と人外のほろ苦い恋愛とか好物な人に凄いお勧め。

人間の勇者ヒンメルと人食いの獣でしかない魔族アウラの日々が本当に最高でした。

(°▽°)

 

小説投稿サイトのWeb小説の紹介は以上になります。