【小説紹介・感想】魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話【モブ主人公】【学園】

 

魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話

オリジナル：ファンタジー/コメディ
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あらすじ：

　中学三年の夏、ごくごく一般的な少年である渡谷 雪春は、怪しい男の勧誘を受け、まるでフィクションのような世界――魔法や異能が存在する世界へと飛び込むことになる。異能を学ぶ学園に入学した雪春が望むのは、もちろん漫画やラノベの主人公のような存在になること。夢にまで見た世界が実在していたことで、浮かれ切った雪春はそうなれると信じて疑わなかった。

　しかし入学してしばらくしたのち、雪春は気づいてしまう。自分に与えられた役割はたった一人の主人公などではなく、どこにでもいる無数のモブのうちの一人なのだと。

　入学当時は同じ立場だった友人が、主人公としての道を歩み続けるその隅っこで、雪春は今日もモブとしての日々を過ごしていく。

 

　どうあがいてもタイトル詐欺にしかならない作品ですが、よろしくお願いします。

作者：考える人

掲載サイト：ハーメルン

小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。

調整平均☆8.49と高評価。

モブ系主人公の学園日常話。

(・ω・)ノ

魔法に超能力に異世界転生にとカオス世界観の異能学園に通う事になったけど、ラノベ展開満載な周囲から一人だけなぜか何時も巻き込んで貰えない主人公の日常。

体感的には少し…もうちょっと前くらいだったかな…。

(°ω°;)

ひと昔前に流行った、カオス世界で周囲は混沌としているのに主人公が台風の目みたいに騒動に関わらない系で主人公が気付いているタイプのラノベみたいな作品。

主人公君がワクワクしながら異能学園入学すると、周りは”ラノベ主人公”ばかりの中ぽつんと一人だけモブプレイ。

主人公が割と良い性格しているので、読む際のストレスは無くサクサク進行。

主人公の能力が未開示なのでその辺がギミックになっているのかなーと予想中で、先が楽しみな作品。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

【小説紹介・感想】魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話

元一般人中学生の渡谷 雪春君が今作の主人公。

(・ω・)ノ

高校入学の際に意味ありげなエージェントから、世間には秘密とされている異能学園にスカウトされる主人公君。

年頃の男子にありがちな中二病メンタルで、自分もアニメや漫画の主人公のようになるんだと学園に入学。

学園はテンプレ展開テンプレ設定満載なので、これから自分も事件に巻き込まれながら一目置かれるようになるんだとワクワク…していたらモブのまま一年経過。

(/ω＼)

主人公のスペックは学園基準では並み程度。

主人公展開があるのは友人や学園のクラスメイトばかり。

異能にもランクがあるけど最低ランクではなく、話のネタにならないレベル。

むしろ最低ランクの異能者は学園では評価されない系の主人公のばかり。

主人公になれないのなら親友ポジになろうと頑張って”主人公達”に絡むも空回り。

さらには劇場版みたいにクラス全員が巻き込まれて仲を深める事件にも、何故か一人だけ巻き込まれない不遇っぷり。

そんな一年を過ごした主人公は世を斜に構えながら、親友を始めとした”ラノベ主人公”たちにツッコミ入れながら日常を過ごすのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

という感じの作品。

 

いわゆる学園日常系。

日夜発生するテンプレ展開に主人公がツッコミを入れながら、何故かモブに行ってしまうのが楽しい作品。

ただし、なんだかんだで主人公が図太くていい性格しているので、読んでいてストレス低め。

重要イベントをスルーしたり戦場みたいなバイト先を図太い鋼メンタルで乗り切ったりと、なんだかんだで異常な世界に馴染んでいるのは笑ってしまいます。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

そして現状主人公の異能…超能力や魔法に該当する能力が不明。

周囲からのハブられ具合から黒子のバスケみたいな隠密系なのかなーと思って読んでいましたが、最新話で謎の人物に注目されているのでもしかしたらツヨツヨ能力なのかもしれない。

( ´∀｀)σ)∀`)

ラノベ主人公のようなハーレムは作らないけど、たまに面倒を見ている理事長の孫娘なロリっ子がヒロインなのかな。

(*‘ω‘ *)？

テンポよく読める作品なので先が楽しみです。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

 

「魔法や異能が存在しても、主人公になれるかどうかは別の話」は考える人のWeb小説。

ごっちゃに世界観で”主人公”になれないモブ学生の日常。

騒がしい世界を横から眺めている系の話が好きな人にお勧めの作品です。

(・ω・)ノ

 

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