今回はやる夫スレ作品の感想と紹介を記事にしました。
(・ω・)ノ
目次
エージェントやる夫の日常茶飯事
タグ:完結 アメコミ 安価
作者:◆28KU4V0f26
まとめサイト:暇な時にやる夫まとめ
マーベル作品の二次創作。転生者やる夫が主人公の人気作品。
長編・完結済み。たまに外伝を更新。
原作知識ゆえの危機感から問題解決のために、犯人ごと建物を爆破するような破天荒なやる夫が主人公。
私は最近ディズニープラスでマーベル(アベンジャーズ)シリーズを頑張って視聴したので、
この「エージェントやる夫の日常茶飯事」は何時か記事にせねばと思っていました。
( ̄^ ̄)ゞ
作者:◆28KU4V0f26
作者の◆28KU4V0f26さんはやる夫スレの作品が直接書籍化デビューしたわけではないですけど、なろうの小説「現代でモンスター駆除業者をやってたら社長が赤字を何とかするために無理をしたせいで社員のほとんどが死んだからずっと一人で仕事をしてたら凄いことになりました」を「gulu」名義で書籍化したすごい作者さんです。
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
基本この人の作品の主人公は「エージェントやる夫の日常茶飯事」の破天荒なやる夫のノリ。
なので「エージェントやる夫の日常茶飯事」が楽しめたなら他の作品も楽しめるかと。
◆28KU4V0f26さんのやる夫作品は「エージェントやる夫の日常茶飯事」以外でも下記の長編や雑談所の作品があります。
・アカガネ山のやる夫
・異世界転生三人組のメガテン哀歌
・悪役令嬢ギバラ転生
エージェントやる夫の日常茶飯事
甘粕「君が知っている世界に転生だ! 知識チートだってできちゃうぞ!」
やる夫「スゴーイ!」
甘粕「君の門出を祝っているぞ! さあ、マーベルコミックの世界へレッツゴー!!」
やる夫「(無言で脱兎)」
甘粕「もはやのがれることはできんぞ!!」
上記のノリで神様の甘粕(出典:相州戦神館學園八命陣)にマーベルコミックの世界に転生させられたやる夫が主人公。
マーベルコミックは映像作品だとMCU作品・アベンジャーズシリーズって呼ばれているやつです。
ヒーローとヴィランの”黎明の戦争”と呼ばれる決戦の後、全てのヒーローとヴィランが消滅した地球が物語の舞台。
一般人やる夫はS.H.I.E.L.D.のスカウト(強制)でエージェントに就任し、ヒーローとヴィランは消えたけど残っている一歩間違えば地球を滅亡させるような不発弾の処理に奔走させられるのだった。
ノリと勢いが凄い作品。
(°▽°)
S.H.I.E.L.D.は国連のみたいなヒーローたち超人を除いたヒーロー未満の一般人による世界を守るための組織。
なお、S.H.I.E.L.D.自体にも爆弾があって原作のアベンジャーズシリーズでは既に壊滅しているぞ!
私はこの作品を読んだ当時マーベルコミックに詳しくなかったのですが、やる夫が細かく解説してくれるので原作を知らなくても楽しめました。
ヽ(´▽`)/
この作品のやる夫はテロリストを倒すために建物を爆破したり、爆弾処理でむしろ爆弾を爆破させるような行動を取ったりと割と好き放題やりたい放題します。
やる夫の行動は原作知識があるが故の行動なのですが、周りからはドン引きされるも逆に上司からは怖いくらい評価されます。
あと作者のツッコミが吹き出しで入るのですが、慣れれば面白いけど慣れるまではちょっと見辛いですね。
(´・ω・`)
作品開始当初は作者さんも慣れておらず、またダイスを振っているため序盤は若干盛り上がりに欠ける場面も。
ただし作者さんが慣れてこれば楽しいキャラの掛け合いや、世界の破滅を回避するために色々トンデモ行動をするやる夫の魅力に引き込まれます。
(/・ω・)/ワーイ
やる夫の行動も大英帝国でパンジャンドラムぶっ放したりと色々すごい事に。
終盤のヴィラン・ピースイーター誕生からの転生神甘粕の伏線回収までしての物語の終わりに向けた怒涛の展開は秀逸。
作中に盛り込まれたネタの数々に、当時私は原作知らなかったので色々ふーんとスルーしていましたが、
( ´_ゝ`)フーン
ディズニープラスでスターウォーズにマーベルシリーズを視聴して、漫画喫茶で亜人の漫画を読んだ後だと終盤の流れの理解が深まってしまい、今読み直しても面白すぎます。
(((o(*゚▽゚*)o)))
アベンジャーズを見た後だと作者さんがトニースタークを弄る気分が良くわかりますね。
彼は物語の元凶にしても良いし、苦労させても輝くキャラですからね!
( ´艸`)
ヒロイン
メインヒロインはアンジェラ(出典:ロボトミーコーポレーション)。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の敵キャラ、ウルトロンに作られたジョカスタという女性型アンドロイドのコピー。
なおジョカスタはウルトロンの嫁として作られたのに、ウルトロンを裏切ってアベンジャーズの味方になった模様。
この辺りの映画からオミットされたコミックの設定まで知っている作者さんには脱帽。
やる夫とアンジェラのお互いへの理解が深いやり取りは何度見ていて笑ってしまいますね。
他にもやる夫の同期のエージェントのオルガマリー(出典:Fateシリーズ)やアイアンマンことトニー・スタークの娘モーガン・スタークもいます。
モーガン・スタークはエンディング後の番外編ではやる夫とモーガンとの話もあってとヒロイン力高め。
モーガンの方が悲劇のヒロインしていたり、お互いに塩対応してたりするやる夫とアンジェラよりもヒロインしている??
(。´・ω・)?
最初だけちらっと出てきたケイト・ビジョップは完結後の番外編でヒロインしてたりします。
この作品のケイト・ビジョップは出番が少ないですが、ドラマ「ホークアイ」を見た後だと感慨深いですね。
( ´Д`)y━・~~
映画やドラマだと尺の都合で色々設定がオミットされているので、この作品を読むと漫画版のマーベルシリーズを読みたくなりますね。
o(`ω´ )o
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ