鋳造の採石者【ハーメルン】【小説感想】

小説のおはなし

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今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。

(・ω・)ノ

鋳造の採石者

鋳造の採石者

 

作者:放出系能力者
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:R-15 残酷な描写 迷宮 ダンジョン 成り上がり
あらすじ:
人類の文明は迷宮鉱脈に支えられていた。不可欠の資源『魔石』を求め、採石者たちは迷宮に挑む。

その魔石の最高峰『純粋結晶』は、魔力そのものが物質化するほどに凝縮された力の源泉である。これを加工して作られた武器は天下無双の神通力を宿すという。

これは幻の魔石を手に入れた少年と、その後の物語。

掲載サイト:ハーメルン

オリジナルファンタジー世界での迷宮探索もの。

長編連載中。

グロとか主人公が酷い目に遭うのでそこは注意。

HUNTER×HUNTERの二次創作、カーマインアームズの作者の放出系能力者さんのオリジナルファンタジー。

カーマインアームズをオリジナルファンタジーにコンバート。

カーマインアームズの美少女TS転移系主人公を通常性癖の読者でも読み易いように、現地男主人公と自称主人公のお姉ちゃんな外付け災厄お姉ちゃんに分離したようなお話です。

(/・ω・)/ワーイ

鋳造の採石者

主人公のフラム=ビジー君は元貴族の現奴隷の少年。

枯れたダンジョンで働く炭鉱夫だけど、小狡い小物っぽく立ち回って生き残る戦略を立てるも事故によって窮地に。

そこで一つ目の災厄と出会いフラム=ビジー君の輝かしい冒険の日々が始まる…事は無く終わってしまった!

ヽ(´▽`)/

そしてフラム=ビジー君を材料にして生まれた迷宮の怪物は、自分が何者なのかに悩みながらも奴隷の身分から脱出を敢行するのでしたという物語の出だし。

その後は迷宮を探索する採石者になろうとするも色々騙されたり酷い目に遭う主人公のフラム君。

(/ω\)

しかし迷宮で仲間に囮として見捨てられた所を案山子男の蔑称で呼ばれる男ドラジッドに助けられた事で、辛い事ばかりだった主人公の人生に光が差したのでした。

師匠である老人ドラジッドに出会った事で初めて人間扱いをされたフラム君は、彼に本気で師匠と仰ぐようになり遂にはドラジッドの悲願である特大型「金剛王」討伐に同行する事に。

ちょっと作者の放出系能力者さん別作品、HUNTER×HUNTERの二次創作「カーマインアームズ」に比べて美少女成分少なくない? と思っていると、師匠からの縁で一章目の終わりに美少女災厄お姉ちゃんアルマが爆誕。

(/・ω・)/ワーイ

自称主人公のお姉ちゃんが主人公のパーティーに加わってからが、このお話「鋳造の採石者」が本当の始まりを迎えます。

カーマインアームズでは基本主人公は一人で孤独な旅メインでしたが、今作はフラム君とお姉ちゃんの二人がメインなので二人の旅の道程は楽し気です。

 

この作品「鋳造の採石者」は放出系能力者さんファンタジー世界での迷宮探索もの。

題名は鋳造<ちゅうぞう>の採石者<さいせきしゃ>。

迷宮産の不思議な魔法のような効果を持つ武器を鍛晶蔵<リガレ>、迷宮の怪物達を寄生炉<クラシブル>と呼びます。

凝った名前は雰囲気が出ますけど、慣れるまで名前が脳を滑ってしまい仕方がないです。

(°ω°)

個人的には題名が若干固くって取っつきにくい気がするので、折角面白い作品なのでそこは勿体ないかなと。

迷宮で魔石を発掘するのは採石者単体ではなく会社単位で登録。

迷宮にいる怪物もよくあるスライムやゴブリンとかのモンスターではなく、人間すらも材料にして増殖する悍ましい歯車の怪物たち。

普通の迷宮探索ものと思って読んでみたら、ロボトミーコーポレーションの仕事風景を見せられたみたいな作品。

(/・ω・)/ワーイ

作者の放出系能力者さんはHUNTER×HUNTERの二次創作である「カーマインアームズ」を読んでもわかる通り、人類を苛むえげつない怪物を書く事に定評のある作者さん。

この作品「鋳造の採石者」でもエグイ怪物を沢山用意してくれています。

(∩´∀`)∩ワーイ

一話目で主人公君がカーマインアームズと同様に怪物の素材に。

序盤は主人公に苦難を味合わせつつ力を溜めるターンなので、主人公を騙したりする酷いキャラクターも居るのでそこで読む事にストレスを感じるかも。

最終的に悪役は主人公と災厄お姉ちゃんの身に宿す災厄によって最後は酷い目に遭いますので、最後まで読めがある程度ストレスは軽減。

まあ、カーマインアームズよりも色々抑え気味なので、敵役も即死したりせずに手痛いしっぺ返し程度で済ます事も。

カーマインアームズの主人公を少年主人公にして、さらに災厄お姉ちゃんと二人に分離して普通の読者さんにも読み易い感じしたような作風。

感想のコメントにもありましたが少年漫画みたいな読後感。

主人公達への被害やグロやエグイ表現もカーマインアームズよりも抑え気味なので、カーマインアームズのそういう所が受け付けない人でももしかしたら読める作品かもしれません。

(・ω・)ノ

あと、災厄お姉ちゃんのアルマは可愛いですが、純粋にヒロインと言っていいのかは悩みます。

…えーと、ヒロインのような何か??

(*´・д・)??

読者さんの感想でも災厄お姉ちゃんは人間扱いされてなくて笑います。

( ´艸`)

作者放出系能力者さんは最近この作品の更新がメインのようなので、カーマインアームズの更新が無いのがちょっと悲しいですね。

(´・ω・`)

今回はこんなところです。

(・ω・)ノ

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