【小説紹介・感想】商店街の福引で美少女スキンが当たった話【SF・TS・サイボーグ傭兵】

 

商店街の福引で美少女スキンが当たった話

オリジナル：SF/恋愛
タグ：R-15 ボーイズラブ 残酷な描写 性転換 サイボーグ ポストアポカリプス 精神的BL 女装

 

あらすじ：

〈この作品のジャンル：ポストアポカリプス女装(皮モノ)サイボーグ兵士ラブコメ(精神的BL)〉

〈あらすじ〉

かつて第三次世界大戦に従軍したサイボーグ兵士たちは、滅亡した祖国の残骸の上で辛うじて生きながらえていた。やがて来る破綻の日に怯えながら……

それはそれとして、戦時中セクサロイド用美少女スキンの開発に執念を燃やしたマッド・サイエンティストたちの遺産は彼ら自身が核の炎に焼かれようとも失われることはなく、ひっそりと現在まで伝わっていた。極めて良好な保存状態で。

 

作者：緑立

掲載サイト：ハーメルン

小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。

調整平均☆8.89。

「商店街の福引で美少女スキンが当たった話」はポストアポカリプス世界でのサイボーグのTSモノ。

大戦争の後で凶暴なミュータントが世に溢れちゃった地球で傭兵会社の無機質無性なサイボーグの主人公が、商店街の福引で伝説の美少女スキンをゲットしたことから始まる硝煙溢れる傭兵ラブコメ。

(・ω・)ノ

終末世界で傭兵会社の一員として働いているサイボーグの主人公が、機能優先で顔とかパーツも無機質構成だったけど、不愛想すぎて会社の査定に響いているというアドバイスから、たまたま福引で手に入れた美少女スキンで美少女になっちゃうお話。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

主人公が使い始めた美少女スキンの影響でいつも通りの無機質機械的な行動は変わらないのに、会社の査定は上がって給料アップ。

o(^▽^)o

周りからも優しくしてもらえることで味を占めた主人公は、今までの行動を改めてもう少し人間歩くなる用サイボーグのパーツに気を使ったり人との交流にも参加したり。

そうした主人公の行動によって周りの人間は元より主人公の相棒枠のスナイパーが急に主人公に過保護になって…。

人としての機微に疎すぎる主人公は何かやらかしたのではないかと不安になっていきます。

ﾄﾞｷﾄﾞｷ( ° ω ° ; )ﾄﾞｷﾄﾞｷ

主人公のビジュアルの変化によって振り回される周りの人間。

スキンが変わった事で挙動不審になる主人公の相棒とそれを生温かく見守る傭兵会社の面々。

こうして無機質サイボーグだった主人公がたまたまゲットした美少女スキンを使い出したことによるラブコメが開始されるのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

SFチックな世界で行われるTSラブコメがとても良き。

急に美少女になった事で周りがチヤホヤしてくれる＋仲の良かった友人が挙動不審になって不安になる主人公とTSラブコメの王道をやってくれるのも良いですね。

(　-`ω-)ｷﾘｯ

主人公が無機質系ロボットめいた感じなのでBL感はあんまりなし。

というか一応男性と登録されているけど、完全サイボーグに性別というものはどこまで意味があるのかな？

そういう哲学的な疑問が頭をよぎる作品。

(*‘ω‘ *)？

TSモノって性転換というギミックが必要な事からファンタジーとかが多めの印象。

逆にSF系のTSってあまり見かけないので今作は新鮮で楽しませて頂きました。

TSラブコメにサイボーグたちが重火器で戦う傭兵モノが好きな人の性癖に刺さりそうな作品です。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

 

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