今回もやる夫スレの感想と紹介のお話です。
(・ω・)ノ
目次
やる夫のでっていうストランディング
作者 : ◆GESU1/dEaE
まとめサイト : やる夫まとめくす
ゲッスの愛称で呼ばれる◆GESU1/dEaEさんの雑談所「【R-18】◆GESU1/dEaEのゲスくない一人鍋」で連載していた作品。
いわゆるクラス集団転移からの追放ざまぁ系。R18有。
三部作の合計200話近い大長編。完結済み。
キャラクターが多いので女性全員をモノにするわけではないけど一応ハーレムモノかと。
ご都合主義や主人公補正はあれど、明確なチート無しのスタート。
一気に名を上げるのではなく、ビター感強めのコツコツ地道に成り上がっていく話。
一年前くらいの作品で振り返ると結構な数のキャラクターが居ましたけど、作者のゲッスのキャラ付けが光る作品。
ヽ(´▽`)/
ストーリー
異世界に通っていた学校のクラスメイトと教師と共に転移したいじめられっ子やる夫が主人公。
突然異世界に転移したという事で盛り上がるクラスメイトに一人だけ放逐されるやる夫。
死にたくないために必死に仕事の斡旋所で仕事を探すがうまくいかず…
そんなところを先輩ハンター(この世界の冒険者みたいなもの)のシノン(SAO)に拾われて、ハンターのいろはとこの世界の常識を教えてもらう事に。
一通りの事を教えるとシノンは去り、やる夫はやる夫で一人で生きていく事に。
やる夫は街の間で荷物を運び稼ごうと売っている馬を探していると、この世界での相棒と会合し…
でっていう「ついに出会ってしまったようだな運命の相棒よ!」
やる夫「う、…うま?」
商人「こいつ、キモイし売れないし維持費かかるし、誰かただで引き取ってくれないかなー」
でっていう「!?」
喋るドラ…ドラゴンっぽい怪生物のでっていうを相棒に運び屋としての地位を確立していくやる夫。
ギルドからは真面目な働きは評価されて徐々に成り上がっていくことに。
元の世界では最悪な環境のせいで鬱屈していたやる夫が、
シノンとの出会いから異世界で前を向いて歩いていくお話。
一方のやる夫を追放したクラスメイトと教師のグループの中でも、この世界に順応する者と失敗する者に分かれていて…
やる夫がクラスメイト達全員と接触するという訳でもないが、やる夫が運び屋として各地を回る事でクラスメイトの現在を知ったり、この異世界の異質な部分が徐々に明らかになっていき…
というお話。
クラスメイト達については改めてやる夫と友人となった者や順当に破滅する者など様々。
頭がお花畑の面々やDQNはDQNで相応の目に遭い、
変なクラスメイトに絡まれてもやる夫はやる夫で大人の対応をする事で読んでる側としてもやる夫の成長が感じられて良かったです。
物語のトリを飾った一番ひどい人物の結末については本当に残当といった感じ。
この辺りのキャラの采配については作者ゲッスの凄いところ。
(°▽°)
でっていう
「でっていう」が鳴き声のマリオシリーズの乗れる恐竜ヨッシー。
…のはずがやる夫スレでは「でっていう」という名前の怪生物として扱われる事に。
この物語の終わりに彼の悲しみに満ちた生い立ちも明らかになるだろう。
マキマさん(チェンソーマン)
得体のしれない感じがして、いいキャラクター。
そんなマキマさんでも物語の終盤で度肝を抜かれる事に。
この人のエピローグには笑ってしまいました。
やる夫スレでもあまり見ないんじゃないかな?
さすがゲッス、さすがやる夫さん…
( ´艸`)
楽さん(ニセコイ)
使用されたAAの目が逝ってる1枚のみ。
この一枚だけですごいキャラを立てれるのは作者ゲッスの凄いところ。
最初はAAのせいで読者からサイコパスっぽいと言われてたのに、終わってみれば名脇役。
ゲッスのキャラ回しが秀逸でしたね。
ギャル実さん
とても呼び捨てにできない、世界に多大な影響を与えた過去の転移者ギャル実さん…
いったい何者なんだ…きっと凄い聖人に違いない…
(*´ー`*)
本編だとサラッと出てきただけですけど、下の短編を読むとギャル実さんがどんなキャラか分かります。
結構昔の短編なのに、今読んでも鈴谷の切れ味が鋭すぎて笑えてくる奴です。
( ´艸`)
メインヒロインやクラスメイトについては本編を読みましょう。
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ