今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
オカルト伝奇系恋愛鬱ゲーに放り込まれました。
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:R-15 残酷な描写 転生 伝奇 ハーレム 妖怪 怪談 男主人公あらすじ:
【幽世の夢の果てで】と名付けられた、一つのゲームが有った。
ジャンルは和風伝奇恋愛系ハック&スラッシュ。
ただ、実のプレイヤーからはこうも言われていた。 『鬱ゲー』と。そんなゲームの中によく似た世界に気付いたら放り込まれていた一プレイヤーが、死にたくないとばかりに生き足掻く話。
*カクヨムにも投稿しております。
作者:氷桜
掲載サイト:ハーメルン
小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。
長編連載のダンジョン探索系和風ファンタジー。
いわゆるゲーム世界への転生モノ。
和風ファンタジー世界で所々ゲーム感のあるダンジョン探索をしながらも生き残るために頑張るお話。
オカルト伝奇系恋愛鬱ゲーに放り込まれました。
「オカルト伝奇系恋愛鬱ゲーに放り込まれました。」は一話一話が短め、その代わりに更新ペースが速く毎日…日によっては一日に数話更新してくれています。
ヽ(´▽`)/
一話が短いのは好みが分かれそうですね。
個人的にはもう少しまとめて投下してくれると読み易い気がしますね。
(´・ω・`)
物語の下地が「和風ファンタジーな鬱エロゲ…略」に似ている和風ファンタジー鬱ゲー転生モノ。
読んでみると物語の下地が似ているだけで物語は完全に別物でした。
「オカルト伝奇系恋愛鬱ゲーに放り込まれました。」は妖に近く妖気を吸収して強くなる人間が人間に害をなす妖と戦うという和風ファンタジーな世界観。
妖と妖と戦える人間の境界が割と曖昧な世界観のせいで一族は主人公と父親以外は人外に堕ちているハードなスタート。
そんなゲームの主人公に転生した現代人がゲーム知識を元に未来に備えて頑張るお話。
なお、主人公の事前知識によるとゲーム原作のヒロイン達は軒並み酷い目に遭う模様。
(°▽°)
TRPGのリプレイ本のように主人公のステータスやスキルをゲーム形式で随所に挟んでいます。
ダンジョン探索は主人公の能力と相まってゲームのような特殊な描写が多め。
「和風ファンタジー」「ゲーム形式の文章」この辺りが好きな人には刺さるかと。
(/・ω・)/ワーイ
物語はゲームのチュートリアル時のゲーム主人公にこの物語の主人公が憑依 or 転生したところから開始。
ゲームだと主人公が主人公の父親の質問に答える事でキャラクターの初期性能や成長方針が決まる重要な場面。
若干の挙動不審を見せながらもなんとかその場を乗り切る主人公君。
そしてランダムな初期装備で当たりを引いた事で白髪翼付きの人外幼女”白”を使い魔にゲット。
後方保護者面の父親に見守られつつ、使い魔の”白”と二人三脚でダンジョン探索しながら修行に明け暮れるのでした。
と言う感じのお話が一章のお話。
楽しい和風ファンター兼ゲーム感溢れる物語が始まるのです。
(・ω・)ノ
わざと伏せているのかは不明ですが、必要な情報の開示のピントがずれている感じがして個人的には小説を読んでいて若干没入し難いですね。
具体的例を一つ上げると読み進めても主人公達を退魔士と呼べばいいのかなんて呼べばいいのか分からない。
小説を書くのに勢いは大事ですが色々と固有名称も未設定なのかなって感じ。
同じノリで点線や下線を多用している作風でやや説明不足感が強いです。
(´-ω-`)
それでも「オカルト伝奇系恋愛鬱ゲーに放り込まれました。」は主人公のゲーム知識と主人公補正が強いのでハードな世界観の割に安心して読めます。
若干読みづらいのが難点ですが面白い作品なのは確かで、貴重な和風ファンタジー転生モノなので今後に期待ですねー。
(°▽°)
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ