今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
殺人鬼に集まられても困るんですけど!
オリジナル:現代/日常
タグ:R-15 オリ主 異世界あらすじ:
浮遊人格統合技術。
それは簡単に言えば、異世界で死亡した人間の人格を、記憶ごと自身へ宿らせる技術の事。異世界のレオナルド・ダヴィンチのような超天才を宿らせることができれば、人生バラ色間違いなしのこの世界。
そんな中、日高俊介の中に宿ったのは、異世界で史上最悪と恐れられた十数人の殺人鬼達であった。
作者:男漢
掲載サイト:ハーメルン
小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。
転生モノの変化球。
異世界の死者を人に憑依させる技術が進歩した現代社会で複数の異世界の殺人鬼に憑依されただけの普通の少年の日常と非日常。
異世界の死者たちに憑依された超人達を巡る騒動を主人公君が殺人鬼達の力を借りて陰から解決したり、殺人鬼達の”善意”で騒動の渦中に叩き込まれたりするお話。
逆転生モノって感じで発想の勝利ですね。
殺人鬼に集まられても困るんですけど!
小説サイト・ハーメルンのランキングでサラッと一位を取っていた人気作。
転生モノが溢れている昨今、一際異彩を放つ転生モノの変化球です。
(・ω・)ノ
読者と価値観を共有する現代人がファンタジーとかの異世界に転生するのではなく、今作では現地の人に異世界の死人を憑依させるという逆転の発想。
!?(゚〇゚;)マ、マジ…
異世界の殺人鬼たちに憑依されて一緒に暮らす事になった一般人の学生のお話。
下地になったのは今作の肝である異世界の偉人の人格を現世の人間に同居させるという技術なのに、主人公だけ大外れを引いて殺人鬼達を引き当ててしまったというアクロバットというかアンチヒーロー的な設定。
主人公のピンチに殺人鬼集団が主人公の体を操ってアレコレとやってしまうのが楽しい感じですね。
(/・ω・)/ワーイ
現代の地球に似たどこか別の世界が物語の舞台で、異世界の死者を人間に憑依させる技術”浮遊人格統合技術”が現れた事で、国家がこぞって異世界の偉人の死者を当てようと幼い国民に憑依ガチャを引かせまくっているという世界観。
幼いころに国の実験で異世界の死者に憑依されたけれど、ショックで気絶した事で実験が失敗したと思われた少年、日高俊介君が主人公。
国の面倒毎に巻き込まれなかったのは幸いなのだけれど、主人公に憑依した異世界の人物というのが超人的な能力を持つ”殺人鬼達”でしたというスタート。
(°▽°)
“浮遊人格統合技術”で当たりを引いた美少女クラスメイトの誘拐事件に巻き込まれた事を皮切りに、主人公は次々に”浮遊人格統合技術”に纏わる事件に巻き込まれていきます。
(/・ω・)/ワーイ
犯罪者たちが主人公の事をただの巻き込まれ一般人だと思って油断していると、主人公の中の人たちが動き出してしまって…という感じで殺人鬼達が出て来ると、異世界の超人たちなので現世の一般犯罪者はサクッと片づけられてしまいます。
ヽ(´▽`)/
…ただし、殺人鬼達のやり方で。
(°▽°)
主人公君が頑張って殺人鬼達のブレーキ役をやるものの、それでもネジが外れた殺人鬼達を制御できるはずも無く、敵対した人物はひどい目にあってしまうのでした。
( ´艸`)
主人公に取り付いている主な殺人鬼は以下の通り。
首吊りが好きすぎる女殺人鬼”ハンガー”。
神のごとき天上の声で信者と集団自殺者を大量生産した”サイコシンパス”。
超人的な力を持ち落ち着いたコートを着る殺人鬼”ヘッズハンター”。
主人公の事を理想のおにいちゃんだと思っている人形使いなゴスロリ少女”ドール”。
人間を魅力で篭絡する力を持つ妖艶なへっぽこ美女”九尾”。
声を出せないけどお茶目で無敵な鎧姿の”ダークナイト”。
基本殺人鬼達は主人公に好意的で重めの感情を主人公に向けちゃいます。
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
各章ごとに新しい殺人鬼が出て来るスタイル。
冬色が読んだお話までで上記の殺人鬼が登場しますが、あらすじによると主人公君のところにいる殺人鬼は十人を超えているので、まだまだ個性的な殺人鬼が登場するんですねー。
(∩´∀`)∩ワーイ
という訳で「殺人鬼に集まられても困るんですけど!」は殺人鬼達が皆どこかネジが外れているので、主人公を含めて周りが右往左往するのを楽しむお話です。
殺人鬼達は主人公に対しては一応気を使っているので、主人公にはそこまで被害が無いので読んでいてそこまでストレスは感じなかったです。
主人公と殺人鬼達が事件を解決する事も有るけれど、主人公が正体不明のヤバい奴という事が裏で知れ渡っているのも良い感じです。
まだまだ始まったばかりなので先が楽しみです。
(*´ー`*)
今回はこんなところです。
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪