今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
男女比偏った世界ならモテるという甘えた考えは捨てろ
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-15 転生 ラブコメ ギャルゲの親友枠 ハーレム ハーレムではない
あらすじ:ギャルゲの親友枠のモてない世話焼きポジを目指す。
なにせ男が少ない社会に男で生まれたけど、それだけでモテるわけもないでしょ?
しかも、俺の横には超格好良い親友が居るんだ。女の子はみんなそいつに夢中。ああ、とても都合が良い。アイツとその周りが幸せになるような、モテモテのハーレムを作るお手伝いを、俺の趣味と実益も兼ねてやらせてもらうことにしよう。
「ふ、ふぃぃ!! 今日も、も、モテモテだな、親友!」
そのためには、典型的なキモオタの皮だって、被ってやるさ。
黒く歪んで後ろ向きな男が、すごくモテる友人のハーレムを作っていく。
これはそんな、きっとよくある話。
※小説家になろうにも投稿中
作者:HIGU.V
掲載サイト:ハーメルン
ハーメルンの長編連載小説。
完結済み。
変則学園ラブコメ。
貞操観念逆転モノを漁っていたら発見した名作。
男が極端に少ない現代社会に転生した闇深主人公がキモデブの振りをしながら親友のハーレムが形成されるのを手伝ったり眺めたりするお話。
作品のあらすじにあるようになろうにも小説をマルチ投稿しているみたいですが、私がハーメルンで読んだのでハーメルンの小説として紹介。
男女比偏った世界ならモテるという甘えた考えは捨てろ
ハーメルンで貞操観念逆転 モノの小説を漁っていたら発見した良作。
サブキャラクター憑依もので学園ラブコメをする変化球モノ。
転生者の主人公が幼少期の頃に前世の記憶を思い出し、まるで漫画やゲームの主人公のような人物と出会った事で自分事をサブキャラのポジションのキャラクターだなと思い込む話。
昔小説サイトのArcadiaにあったサブキャラクター転生モノを思い出しました。
(/・ω・)/ワーイ
男女比逆転が逆転…というか男子が希少になった現代世界に転生した少年が主人公。
ちなみに貞操観念は逆転していないです。
( ´ ▽ ` )
主人公は幼少期に前世の記憶を思い出したことで挙動不審になりつつも、割と優秀な成績を出す事には成功している感じの少年。
なので転生後の世界の主人公ポジションの親友のために、親友が気持ち良くハーレムを築くために学園で暗躍したりと色々頑張るのでした。
(/・ω・)/ワーイ
主人公ポジションの祐君は生まれ良し育ち良しで若干内気だけど優秀な子。
このお話の主人公は基本はこの祐君周りの女の子をサポートしながら祐君がハーレムを築くのを眺めているスタイル。
主人公はサブキャラクタープレイのためにわざわざキモデブキャラクターを頑張って演じています。
前世の分もあって精神年齢高めの兄貴肌なので親友の祐君や同年代の雪之丞君をガキ大将のようにフォローする感じ。
雪之丞君は出番は少ないけど、出て来ると社会の闇を垣間見せてくれるたぶんショタ系の気弱少年。
話の行間で年上のお姉さんに食べられてしまった事が垣間見れます。
本人にとっては不幸な出来事何でしょうが出て来る度にちょっと笑ってしまう。
( ´艸`)
そして最初は詳細が伏せられているけど、キモデブを演じる主人公が社会の闇を背負っている感じ。
なので前半は主人公が自覚している通り最初は親友の祐君のハーレム形成を手伝いながら眺めるという代償行為をしていく疑似ハーレム小説。
それでも話が進むと主人公に好意を寄せてくれる女の子も現れて、俯いていた主人公が前を向いて歩きだすのは正直胸を打ちます。
(*≧∀≦*)
主人公は自分は女の子達に嫌われているよう演じている事も有って、自分が好かれるはずは無いと思い込んでいます。
登場する女の子の誰が主人公に好意を寄せているのか…その辺も推理しながら読むのも面白いです。
私も最初は貞操観念逆転モノを探していたので、ジャンルがずれているこの作品にはあまり食指が動かなかったのですが、読んでみると凄い面白かったし、自己犠牲系の主人公が最終的に幸せなったので読んで良かったと思える作品。
(*´ω`*)
作品のコンセプトがサブキャラとして主役を見守るスタイルなので、魅力的なキャラクターが出てきたとしても親友君のハーレムの要員だと主人公とはくっつかないし出番が少な目。
奥手な幼馴染に社長令嬢な切れ者の先輩に双子ロリ後輩に教師…とキャラが立っている女の子が親友のハーレムに登場しますが、その辺りは少し勿体ない。
(´-ω-`)
いやー、サブキャラクター転生と言う作品のコンセプトだとどうしてもそうなってしまうんでしょうけどねー。
(°▽°)
作者「昔はやったジャンルと思った貴方はオールドタイプ」
なん…だとっ!?
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
いや、サブキャラものの漫画も最近CMで流れていたしこのジャンルがまた流行っているみたいなので、私がオールドタイプと決まったわけでは…いや、昔から知っているからオールドタイプですわ(自己欺瞞の失敗)。
_(:3 」∠)_
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ