【書籍小説紹介・感想】Dジェネシス ダンジョンが出来て 3年 08巻【ライトノベル】【書籍化】【現代ダンジョン】【研究職主人公】【チート】【小説家になろう】

 

Dジェネシス ダンジョンが出来て３年　０８

 

著 之　貫紀
イラスト ttl

神聖な木を守り 森を支配する偉大な王 VS ダンジョン初心者な研究員！
代々木ダンジョンの21層で不思議なオレンジを手に入れたDパワーズ。
研究者・佐山は、その調査のためにＤパワーズに同行を依頼する。
再び訪れた21層で、森の奥にあった特別な木の枝を折ってしまった佐山は、図らずもエリアボスの標的となってしまう！
佐山を助けるべく芳村と三好が考えた方法とは――

©KADOKAWA CORPORATION 2023

之貫紀さんの小説家になろうの書籍化レジェンド小説。

Dジェネシスは元社畜の科学者系主人公芳村が突然手に入れたダンジョン由来のチート能力を駆使しながら、相棒の後輩の女の子とダンジョンを研究して楽しむお話。
主人公達の発見と発明により普通にダンジョン攻略していた世界が震撼するのです。
ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

冬色が大好きなWeb小説の書籍版です。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

2023年10月30日に書籍「Dジェネシス ダンジョンが出来て３年　０８」が発売され、冬色もさっそく読んだのでご紹介です。

(・ω・)ノ

Dジェネシス ダンジョンが出来て３年　大まかなストーリー

地球にダンジョンが出来て３年。

ダンジョンが世界に認知されてダンジョン内の地球に無かった鉱物や未知の素材が出回るなら、主人公の芳村は社畜として燻っていた。

会社では営業職の他人のミスを何故かなすりつけられて、研究職なのに取引先の相手企業に出向いて頭を下げることに。

(/ω＼)

大手の会社はダンジョン産の素材で盛り上がっている中、中小企業所属の芳村はやりたいことを研究することすらできない毎日。

そんな中、突如天文学的な確率でダンジョン発生に巻き込まれた芳村は事故ってモンスターを撃破。

Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

その影響でメイキングという謎のスキルオーブを手に入れて…。

ﾄﾞｷﾄﾞｷ( ° ω ° ; )ﾄﾞｷﾄﾞｷ

モンスター初撃破によって出現したDカードの取得と、カードに記されたランク1の文字。

事故の影響で頭が真っ白な芳村だが、相変わらず自分のミスを他人に擦り付ける上司にブチ切れてしまい勢いで会社を退職！！

せっかくスキルも手に入れたし、ダンジョンの素材を自分で手に入れに行くのも良いなーと脱サラしてダンジョン探索者になるのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

会社を辞める際に仲の良かった後輩の女の子の三好梓にそのことを告げると、そんな面白そうなこと絶対ついていくに決まっているじゃないですかぁーっ！！

と三好まで会社を辞めでダンジョン探索者に。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

そんなこんなで主人公の芳村と後輩の三好とで、自分達がやりたい事をやるのを目的にダンジョン探索者のパーティー・Dパワーズを結成。

そして人類未踏破階層のボスモンスターを倒してしまった主人公のポテンシャルは既存人類の計り知れない物になっており、二人は他のパーティーが牛歩の歩みでダンジョンを探索しているところをあっという間に抜き去っていくのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

「先輩、ダンジョンに潜るためにまずやる事は分かっていますか？

…そう、講習に参加して免許を取得してください。

あと、暇なら私がやろうと思っていた薬品検証を先に試していてください！」

でも主人公の芳村が最初にやる事は薬品の検証です。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

 

こうして主人公芳村と後輩の三好の二人だけのパーティー『Dパワーズ』結成！

スライム退治のための薬品検証！

人類初のスキルオーブオークション開催！！

手に入れた鑑定スキルを科学的アプローチで落とし込んでステータス測定！！

割り振られていないステータスポイントを馴染ませるための怪しいブートキャンプ開始！！！

面倒臭いことは偉い人や国のお偉いさんにぶん投げて、会社も世界も知った事かとDパワーズは自分たちが気になったダンジョンの不思議に向かって突撃していくのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

というのがだいたいの流れです。

(*´ー｀*)

Dジェネシス ダンジョンが出来て３年　08巻のストーリー・感想

Dジェネシス ダンジョンが出来て３年　08巻はダンジョン産の食物回。

(・ω・)ノ

「Dジェネシス ダンジョンが出来て３年」の世界では、ダンジョン内の物体は壊れても元に戻る…リポップなどの現象が観測されていました。

そこに目を付けたDパワーズの二人は、他のダンジョン探索者がモンスターを倒しているのを横目に…二人で稲作を開始。

どうにかしてダンジョンに地球の作物をダンジョンの一部と認識させることができないかと実験を開始しちゃいます。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

というのをコツコツとやってきていたのですが、ついに成果が実を結んでしまい、ダンジョン内での無限量産の目途が付いてしまい…。

ﾄﾞｷﾄﾞｷ( ° ω ° ; )ﾄﾞｷﾄﾞｷ

そして、Dパワーズの二人は研究の傍ら行っていたダンジョン探索にて、代々木ダンジョンの21層で世界初のダンジョン内に始めから存在した柑橘系の果物を発見。

無限収穫できる果実を前にDパワーズの二人のテンションは上がってしまいます。

そんなこんなをダンジョンを国の管理している部署や食糧管理部門に報告して放り投げて、二人は魔法の果実で遊んでいたのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

という感じのDパワーズだったのですが、日本の大学の研究者とアメリカのダンジョンの食料関係の部署のお偉いさんが二人を訪ねて来て、無限量産の麦とダンジョン21階の果物の調査を依頼します。

通常ならダンジョン内に素人を連れての21階までのエスコートは至難の業。

普通なら断られるか、凄い料金で護衛しながらの探索になるところですが、そこは主人公たち変人のDパワーズ。

こっそり秘匿しているスキルとアイテムを使って、依頼主に快適にダンジョンをエスコートします。

ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

 

Web版と書籍版の共通事項として、今回の冒険は食べ物系の調査員やお偉いさんの依頼の元、主人公達Dパワーズの二人が調査員を護衛してのダンジョン探索。

新しく発見された柑橘系の木がある場所へ。

(・ω・)ノ

ダンジョン探索の後は持ち返ってしまった枝から、地球が汚染されだして凄いやべーことになります。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

この辺りはウェブ版では、後は偉いことの仕事だから知ーらないっとぶん投げて次の章へ行っていました。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

この辺りは不評だったのかな？

(*‘ω‘ *)？

Web版だと問題だけ起こして放置していたので、モヤっとしていたところが解消されていい感じです。

(*´ω`*)

書籍版だとここから事態解決の依頼を受けた主人公達Dパワーズが調査を開始し、問題解決のために再度ダンジョン探索へ乗り出すことになります。

書籍版ではこの柑橘類の騒動のために21階層にボスキャラとギミックを追加して加筆修正。

主人公達は相変わらず手札を伏せつつ活躍。

そしてWeb版では振り回されるだけの被害者枠で終わった大学調査員佐山さんが凄い活躍します。

なんというかちょい役だったのが、立派なサブキャラクターへの昇格という感じ。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

色々と書籍版ではパワーアップしちゃった騒動ですが、最後は主人公達が暗躍して事態解決。

作者さんがフラグを上手く管理しているので、書籍版で追加されたフラグが今回の巻で終息した感じで綺麗にまとめていましたね。

次の章へ移る際の切りが良いので、書籍版→Web版と順番に読む分には親切設計だなッと思いました。

(*´ω`*)

今回の騒動をどう終息したのか、主人公と大学の調査員がどう活躍したのかの詳細は書籍を読みましょう。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

Web版の更新の兆し

なんと最近Web版「Dジェネシス ダンジョンが出来て３年」の最新話が更新されたんですよ！

o(^▽^)o

内容は小説本編では無くて、小説の設定の補足とこれからの連載についての作者さんからの連絡ですね。

Web版と書籍版で設定の乖離が増えてきたので、とりあえず設定の乖離は書籍版を真としてくださいとの事。

(・ω・)ノ

以前作者の之貫紀さんが活動報告か何かで、Web版と書籍版の違いを読み込むためにWeb版を読み直しているだけでWeb版の小説を書く時間が溶けていると仰っていましたかなと。

(´･ω･`)

書籍化時の設定の乖離をどうするのかって色々難しいんでしょうね。

ともあれ設定についてはバッサリとやってしまうとの事なので、今後はWeb版の更新も期待できそうで嬉しいです。

ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

 

小説の紹介・感想は以上になります。