眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話【書籍】【大人の読書】

読書のおはなし

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今回は最近読みこんだ本をご紹介。

(・ω・)ノ

眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話

 

眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話

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眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話 [ 廣澤 瑞子 ]
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「人間は何歳まで生きられる?」「iPS細胞で薄毛を救う?」「三毛猫はなぜメスばかり?」「黒い花は世に存在しない?」――知れば知るほど面白い!化学、物理に続く図解シリーズ。生物学は非常に分野が幅広く、日常生活に直接かかわる興味深いテーマがたくさんあります。今回、特に項目を厳選し、わかりやすく図解しているので、日頃、疑問に思っていた「なぜ」や「ふしぎ」、気になっていたことが理解できるはずです。そして生物学って「楽しい」「面白い」ときっと感じられるはずです。

1章 生命の誕生と進化
2章 細胞の構造とはたらき
3章 生物の発生と生殖
4章 植物のしくみ
5章 ヒトのカラダのしくみと不思議
6章 生態系のしくみと生物の未来

発売日:2017年12月11日頃
著者/編集:廣澤 瑞子
出版社:日本文芸社

ついつい読みたくなってしまう、「眠れなくなるほど面白い」シリーズの本です。

ついつい目に留まったので読んでしまいました。

一度読み始めたら止まりませんね!

(/・ω・)/ワーイ

この「眠れないほど」シリーズは何時か読もうと思っていたので、いい機会なのでちょっとずつ読んでいこうと思います。

o(^▽^)o

本の形式としては見開きで1つの内容について解説。

片方ページで文章で、もう片方がイラスト付きの図解で分かり易く説明してくれます。

今回はこの本を読んでみて、私が面白いなと思った本の一部を紹介したいと思います。

(・ω・)ノ

1章 生命の誕生と進化

イラスト素材:お休みの天使

生命が誕生したのはなぜ海の中だったの?

この本「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」の一番最初のお話です。

(・ω・)ノ

地球誕生時、海の中から生物が誕生した内容について解説してくれます。

ざっくり言うと地球誕生当初、原初の海には様々な有機物が海に溶けていたためそこから生物が誕生したとか。

ちなみに海が保護膜となって危険な紫外線や雷から有機物を保護していたのも生物誕生の一端を担ったそうです。

この話の面白いところはこの原始の地球の環境を疑似的に再現して、無機物から有機物が作られる事が既に実証済みである事です。

(/・ω・)/ワーイ

1953年のアメリカのミラーさんの実験によって無機物から有機物が生成される事は証明されました。

実験は実験器具を組み合わせて、原始地球の海水とその蒸発に雨や雷を再現した所、無機物から有機物が生成される事が証明できたとか。

私は有機物は有機物からしか生成できないと思い込んでいたので目から鱗でした。

( ;゚Д゚)ェ..ソンナ

私は普段は宗教とかから遠い場所で生きている人間ですが、もし地球上に魂が存在するならこの原始の地球で有機物が誕生した時に魂も発生したのかなーとワクワクしますね。

(((o(*゚▽゚*)o)))

2章 細胞の構造とはたらき

イラスト素材:泳ぐペンギン シルエット

ゾウも蟻も細胞の大きさは同じ?

何物も大きくなるほど壊れやすくなるため、細胞の大きさは基本どの生き物も同じ大きさなのだとか。

言われてみるとそうですわねっていうお話。

凄いビックリはしないけど、へーなるほどと思いました。

ヽ(´▽`)/

肉眼で見える細胞ってあるの?

基本的に生物を構成する細胞の大きさは大体同じであり、肉眼では見えないくらい小さいです。

(・ω・)ノ

でも何物にも例外はあるらしく、身近なところに肉眼でも見えるサイズの細胞が存在します。

それは鳥の卵の黄身です。

ヽ(´▽`)/

本書「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」によると大体3cmくらいですが、これが一つの卵細胞で構成されています。

…当たり前にありすぎて気が付きませんでしたね。

この事を知った時はスゴーイ!って思いました(こなみかん)。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

普段食べている物にも生命の不思議が存在する不思議感。

IPS細胞は薄毛に悩む人の救世主になる?

IPS細胞は皮膚や血液を元に作られた万能細胞です。

(・ω・)ノ

採取した細胞に特定の因子を投入すると、細胞の設計図がリセットされて万能細胞になるのだとか。

これをうまく利用すれば薄くなってしまった貴方の毛髪も復元可能!

そしてIPS細胞による病気治療の臨床試験は2014年に既に開始されており、この本によると病気の治療のための細胞の複製だけで5000万円かかるそうです。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

技術が進歩すれば、こういう技術の値段単価も徐々に下がっていくものです。

是非私の毛根が全滅する前に手が届く値段で実行できるようになって欲しいですね。

…無理かしら?

(/ω\)

コラム ミドリムシを食べると体にいい

この本「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」の発行が2017年ですが、その頃からミドリムシが食品として注目を集めているそうです。

…人間って何でも食べようとしますよね。

!?(゚〇゚;)マ、マジ…

ミドリムシは光合成に必要な葉緑体を体に持ち、植物と動物の両方の特性を持ったスーパー生物なのだとか。

(/・ω・)/ワーイ

そしてビタミン・ミネラル・アミノ酸も豊富に内包しており、植物のように細胞に壁があるわけでは無いので食べた時の吸収も良いとの事。

…スーパー生物を見て食べようとか思うのって発想としてどうなんでしょうね?

漫画のトリコの世界観ならそんなに野蛮という訳じゃないのかな?

σ( ̄^ ̄)はて?

ミドリムシは脂質も多量に含んでいるので、燃料資源としても注目されているそうです。

環境さえ整えば単細胞生物なので凄い速度で増殖する事が可能なので、今後はクリーンなエネルギーとしても期待できるそうです。

ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

生き物を増殖させて燃やすという発想に驚きですが、それで環境問題が解決するならいいんですかね??

(;°ω°)

私には最近の人間の考え方がよくわかりませぬ。

3章 生物の発生と生殖

イラスト素材:仲良しラブラブな犬とぶち猫

桜の代名詞ソメイヨシノは全てクローン?

この本「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」によると、日本の桜の代名詞と言って良いくらい有名な桜、ソメイヨシノは全て1本の桜のクローンなんですって!!

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

一体日本ってどんな昔からクローン技術に手を出していたんだ…

((( ゚Д゚)))

最初ソメイヨシノは全てクローンと知った時はそんな感じで戦慄しました。

σ(^_^;)

実態としてはソメイヨシノは自家不和合性と言って子供が作りにくい体質との事で、難しい事はよくわかりませんが、じゃあ接ぎ木で増やせばいいね!って増えたのが今のソメイヨシノとの事。

私は観葉植物を育てているので、接ぎ木というのもたまに目にするようになりました。

ようはソメイヨシノの枝を他の桜の木に継ぎ足して、その枝からソメイヨシノを増やしているという事ですね。

…あれ? それって全部手作業で増やしているって事では??

σ( ̄^ ̄)はて?

そう考えると昔から続けてきた壮大な作業で今のソメイヨシノが存在するという事ですね。

歴史的なロマンがあって楽しいですね!

o(^▽^)o

三毛猫はなぜメスばかりなの?

染色体のXYの組み合わせとして、三毛猫はメスしか存在しないそうです。

本書ではXX,XYとかについて科学的に説明してくれますが、難しい事は頭に入りませんでした(ぉ。

(°ω°)

ざっくりとした説明だと体毛の色が黒か茶色かはX染色体が決めており、X染色体の不活性化により三毛猫のメスが生まれるのだとか。

オスはX染色体は一個、メスはX染色体を二個持てるために起きる現象との事。

…たぶんそんな感じのお話が本には書いてあるのかなーと。

なので染色体のXYの選択の結果、三毛猫はメスしか存在しないというお話が本書には書いてあります。

(/・ω・)/ワーイ

なので三毛猫はメスしか居ないんだ…それが科学的にも証明されているなんてスゴーイ!

(/・ω・)/スゴーイ

私はそんなフィーリングで読みました。

全然気にしていませんでしたが、三毛猫にそんな生体があったんですねー。

私も小さい頃は猫を飼っていましたが、三毛猫の性別を一々確認しては居なかったので三毛猫のメスの生体なんて本当に全然気が付いていませんでしたね。

(°▽°)

4章 植物のしくみ

イラスト素材:桜の花びらとトラ猫

黒い花って世の中に存在しないの!?

「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」曰く、黒い花は自然界に存在しないとの事。

言われてみれば黒い花の植物って見た事が無いですね。

(・ω・)

なんでも花の交配を手伝ってくれる昆虫たち。

この昆虫たちの目が黒を認識しないため、黒い花は存在しないのだとか。

仮に過去に黒い花があったとしても葉粉を運んでくれる昆虫たちが居なければ、とっくに絶滅していますね。

σ(^_^;)

そんな感じで自然界では存在しない花の色があるそうです。

ですが観賞用の花の中には人工的な交配や遺伝子の組み換えで、自然界に存在しない色の花を持つ植物が生まれる事もあります。

こういう話では青いバラが有名どころですね。

(/・ω・)/ワーイ

この辺りの自然界に存在しない物を頑張って作れてしまう事にもロマンを感じてしまいますね。

(*´ー`*)

…ゴジラのビオランテが現実でできるのは何時かな。

(°▽°)

なぜバナナには種がないの!

普段私たちが食べているバナナですが、食べ慣れていると思いつきもしませんがそういえば種が無いですね。

どうやって育てているんでしょうか?

σ( ̄^ ̄)はて?

本書「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」ではそんな疑問を解決してくれます。

なんでも最初の種の無いバナナは染色体異常で生まれた植物だそうです。

そしてその後はそのバナナは種が無いので普通には育てられないので、挿し木や株分けでどんどん増やしていったそうです。

この辺りは日本のソメイヨシノと同様に手作業で頑張ったんでしょうね。

いやー、日本以外にもこんな事をする変態は居たんですね(ぉ。

( ´∀`)σ)∀`)

6章 生態系のしくみと生物の未来

イラスト素材:筋肉うさぎ

生物は酸素が無くても生きられるのか?

「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」の5章を飛ばして6章のお話です。

(・ω・)ノ

地球上の生物は取り込んだ酸素を体内のミトコンドリアでエネルギーに変換して活動しています。

言い換えれば酸素が無ければ生きていけません。

そんな常識が地中海の海底の生物によって覆されました。

(/・ω・)/ワーイ

その生物は微生物ですが、なんと体内の器官によって海底深くの無酸素状態でも普通に生きていたそうです。

凄いですねー。

(*´▽`*)

似たような事が一部のネズミもできるらしく、酸素が無くても果糖から生きるのに必要な成分を生成するそうです。

個人が頑張って肉体を鍛えたりでできる範囲では無いですが、この無酸素状態でも生きれるメカニズムを詳しく解明して何か装置みたいな形に落とし込むと深海調査や宇宙探索に役立ちそうですよねー。

こういうお話はロマンがあって好きです。

(*≧∀≦*)

まとめ

今回はこの本「眠れなくなるほど面白い 図解 生物の話」の一部だけを紹介しました。

(・ω・)ノ

基本は広く浅く、色々な内容について解説してくれます。

なので中にはふーん知ってるという内容もあるかなと。

( ´_ゝ`)フーン

それでも本の中に少しでも未知の内容なあるなら、読んで楽しめると思います。

(/・ω・)/ワーイ

「眠れなくなるほど面白い」シリーズは人気シリーズなので、私も他の本も折を見て読んでみようと思います。

o(^▽^)o

 

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今回はこんなところです。

(・ω・)ノ

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