今日はハーメルンから小説を一つ紹介したいと思います。
アビス・プレデター 〜深淵に凄む終末の獣、無自覚な異世界転生者につき〜
作:春風駘蕩それは、深く昏き深淵より現れる。それは、音もなく汝の背後に迫り来る。
黒より黒きそれに狙われた者は、逃げることなど叶わない……神出鬼没のそれを相手に、逃げ隠れる場所など存在しない―――そんな、B級パニック映画感溢れるあらすじから、この物語は始まる。(ああ……それにしても腹が減ったな)
気がつけば、辺りは何一つ見る事ができない闇の中だった。
わかることといえば、自分が以前とは異なる怪物の姿をしている事と、自分が何者だったのか全く覚えていないこと、そして何より―――恐ろしいほどに空腹であること。
様々な疑問を抱えたまま、腹の底から湧き上がる衝動に突き動かされ、上へと向かって泳ぎだす。
やがて〝それ〟は、「暴食」の名のままにあらゆる獲物を求めて動き出す……。これは、剣と魔法が実在する世界に魔物転生を果たした、サブカルチャーに全く詳しくないややサイコパスな主人公が、J〇WZ的なハンティングで空腹を満たしつつ世界を漫遊しようとする物語である。
掲載サイト:ハーメルン
ハーメルンのランキングから発見。
異世界人外転生蹂躙モノ。
気が付くと竜になっていた前世持ちの主人公。
森で野生生活の後は割と早い段階で女騎士と幼い主人の人間二人と合流。
ただしお互いに言葉は伝わらないのでふわっとした感じでの意思疎通。
女騎士が人外の主人公の姿を考慮せず、初対面から好感度がやたら高いのが引っ掛かりました。ケモナーの人でもなければその反応は無いんじゃいかなーと。
戦闘に関しては主人公の竜が圧倒的に強いのでそこは安心して読めます。
主人公以外の出番多めなので、主人公の活躍だけ見たい人には合わないかも。
一章完結。二章を連載し始めたところですね。