バスタード・ソードマン【ハーメルン】【小説感想】

小説のおはなし

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今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。

(・ω・)ノ

バスタード・ソードマン

 

バスタード・ソードマン

作者:花巻マキ
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 転生 異世界 転生 バスタードソード

 

それなりに強力なギフトを持って異世界に転生したものの、モングレルには大きな野望も志もなかった。
やろうと思えば強い魔物も倒せるし、世界を揺るがす先進的な知識もないことはない。
だが、そうして活躍することによって生まれる軋轢やトラブルを考えると、保身に走ってしまうのが彼の性格だった。
ギルドで適当に働いて、適当に飲み食いして、時々思いつきで何かをする。
これは中途半端な適当男の、あまり冒険しない冒険譚。

掲載サイト:ハーメルン

ハーメルンのランキングから発掘。

ファンタジー異世界転生モノ。現代知識チートありの冒険者主人公。

激しい緩急がある訳はではないけど、かわりに安心して読める内容。

最近開始して毎日更新してくれる作品。

一話一話が短めでサクサク更新。連載中。

バスタード・ソードマン

題名の剣の名前は”バスター”ではなくて”バスタード”。

ゲームや漫画の主人公が持ってそうなクソでかい大剣ではなくて、普通の剣と長剣の間のような中途半端な剣を愛用する主人公。

題名の通り、この剣がこの話の主人公を象徴している感じ。

 

ファンタジー世界に転生した幼少の主人公が前世の知識チートで、カードゲームでも作ったらお金になるかもとゲームを作成。

ゲームを作ったらピタゴラススイッチと言うか、ドミノ倒しというべきか、

主人公が頑張って作ったゲームの利権を別の人間が権力で横取り。そうしたら横取りした人達がみんな死んでいって最後には全然知らない貴族が利益を総取りしていた。

そんなのを横で見ていたせいで、

 

ふええ、中世怖いよー

((((;゚Д゚)))))))

 

ってなった少年が他にも人種差別とか色々ありそうな感じで成長したのが主人公。

多分青年くらいの年齢。描写からしておっさんでは無いと思います。

故郷の村を出て、街で冒険者をしつつ普段は昼行灯。

友人知人にはお前ならもっと上に行けるだろうと言われるけど、腰を落ち着けてまったり生活。

周りからは良いやつだけどちょっと変わってるって思われながら、ギルドへの貢献値だけ稼ぐ半公務員みたいなスローライフ。

たまに狩ってきたモンスターのお肉を食べながら、人間って安定した生活で美味しい物さえ食べれたら幸せなのよねーという感じ。

(*>∀<*)幸せっ!

けれど普段お世話になっている人達が困っている場面に出くわすと、前世の知識や普段は隠しているチートを発揮して陰ながら問題解決するのだった。

目立つと叩かれるからね…

 

女性キャラはギルドの受付嬢とか後輩の女冒険者とか登場するけどアッサリ味。

世知辛い系をチラッと匂わせるけど、主人公が幸せそうなのでそのあたりは読んでいて気にならない。

よくあるなろうテンプレみたいな話だけど、変な地雷要素とかも無くて安心して読める作風。

 

なんというかジョジョの奇妙な冒険の吉良吉影が目標としている、激しい喜びも深い絶望もない人生というのが頭を過りました。

今回はこんなところです。

(・ω・)ノ

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