今回の記事は小説家になろうの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す
TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~
【コミカライズ連載開始】TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~【書籍1~6巻発売中】
キーワード:R15 残酷な描写あり 異世界転生 冒険 男主人公 西洋 中世 チート TRPG 魔法 ハーレム 人外多数 アラクネ オーガ 妖精 挿絵あり
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕作者:Schuld一人の男性が不幸にも命を終えた。しかし、彼は瞑想の中で神と邂逅し、異世界へ“自身を望むがままにする”権能を与えられて送り込まれることとなった。遠大な神が考えることは分からない。与えられた福音は、ただ「汝が為したいように為すがよい」との形なき代物であった。
「TRPGだコレ」
しかし、主題を与えず、キャラビルドに制限を設けない権能を与えてはいけない人種が一つ存在した。それはマンチキン、データマンチや和マンチとも呼ばれる、データさえ存在するなら神殺しにさえ興じる変人。彼はデータを隅から隅までなめ回しながら、世界を巡る旅に出る。
ヘンダーソンスケール行方不明のハイファンタジー冒険譚、ここに開幕。
副題:だからキメラクラスはプレイアブルにすんなってあれ程(ry
Twitterで進捗報告、及び小ネタとしてルルブの片隅など呟きをしております。ID:schuld3157
オーバーラップ文庫様より書籍化しております。
書籍化に伴い ※ がついた話数に挿絵を掲載しております。
数万文字を書き下ろした1~5巻が発売中!
そして6巻が2022年7月25日発売!!!
コミックレスグル、及びニコニコ静画にてコミカライズ版の連載が8/12から開始いたしました!!!書籍化に伴い改題しております 旧題[[ヘンダーソン氏の福音を【データマンチが異世界に転生してTRPGをする話】]
掲載サイト:小説家になろう
※ヘンダーソン氏:殺意マシマシのGMによる地獄のテーブルトークアールピージーにおいて、テクニックやシナリオ脱線等のルールの隙をついて物語を大団円に導いた伝説のTRPGプレイヤー。
分類としては神様転生やゲーム世界に転生といったなろうテンプレのお話。
異種族盛沢山な王道ファンタジーTRPG小説。
小説家になろうのレジェンド書籍化作品。
長編連載中。
TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~
所謂和マンチプレイヤーな転生者が主人公。
TRPGプレイヤーでルールの隙をついたり、スキル構成でトンデモ性能を発揮使用する人達の総称。
先日紹介した悪代官さんのやる夫スレ作品「異世界に転生した和マンチTRPGプレイヤーの話し」の元ネタ。
今回の作品の主人公は「異世界に転生した和マンチTRPGプレイヤーの話し」のシュテルンまではっちゃけていないけど、それなりにエンジョイ勢。
まさになろうの王道ファンタジー転生モノといった感じの作品です。
(・ω・)ノ
物語は神様転生と言っても神様と対面時に土下座したりされたり暴言を言ってみたりといった軽い感じではなく、御仏が世界のためにと真面目な感じで転生。
主人公の少年エーリッヒ君はTRPGのマンチプレイヤーである事を除けば善良な少年であるため、感情移入はしやすく読み易い。
そんな感じで神様転生からの辺境の農村スタート開始。
ただしエーリッヒ君はTRPGみたいに経験値を貯める事で好きなスキルを取得できる特殊能力を神様から加護として貰っています。
(・ω・)ノ
主に幼馴染の女の子の蜘蛛の亜人マルギットや病弱な妹のエリザと一緒に辺境生活を楽しみながら、村で共に暮らす年老いた魔法使いから魔法のアイテムを貰ったり、村の自警団の偉い人から剣術を習ったりと幼少の頃からTRPGのスキルを磨くのに余念が無い歴戦のTRPGプレイヤーなエーリッヒ君。
この辺りの幼少期の天才児プレイはなろう転生モノのテンプレというか伝統を踏襲。
ただし亜人種族が普通に村に居たりと雰囲気は古典ファンタジー風味でオリジナル色は強い感じですね。
o(^▽^)o
そしてエーリッヒ君が少年に成長すると村に訪れた長命種の旅の魔法使いと出会った事で妹のエリザがチェンジリングの半妖精である事が判明。
エーリッヒ君達が暮らす帝国の法律に照らし合わせた場合、このままでは最悪エリザの身の危険があるという事で、旅の魔法使いアグリッピナ・デュ・スタール男爵令嬢の元でエリザが修行をする事に。
エリザが幼いため兄であるエーリッヒ君も一緒に帝都へ行き師匠の世話に成る事に…ただし弟子ではなく丁稚という下っ端として。
( ´∀`)σ)∀`)
そんな感じで主人公のエーリッヒ君と妹のエリザは貴族や魔法使いたちの住む帝都へ行く事へ。
という事でエーリッヒ君の少年時代、魔法使いの丁稚編が開始されます。
(/・ω・)/ワーイ
王都へ行くと登場人物も増えて話が広がっていきます。
舞台が生まれ育った辺境から帝都へと変わると物語に登場する主要人物も変更。
師匠のアグリッピナ・デュ・スタール男爵令嬢もそうですが、旅の途中で知り合った妖精や魔道院の幽霊な派閥の重鎮、新米魔法使いの性別が変わる種族の友人から吸血鬼のお姫様が登場したりと、帝都に行ったことで世界観が大幅に広がります。
(((o(*゚▽゚*)o)))
ただし仕方が無いといえば仕方が無いですけど、舞台が変わると登場する人物が変わるので、新キャラは登場するけど村で暮らすキャラの登場頻度が下がったりします。
具体的に言うと帝都では幼馴染の女の子マルギットの出番は皆無です。
(´・ω・`)
エーリッヒ君も少年になった事でモンスターと戦ったりと本格的に暴れ回ります。
師匠と出会った事で魔法も使えるようになり、TRPGのビルドで組み上げたスキルが敵に炸裂する時の爽快感が堪りません。
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
さらに話が進むと少年期が終わりエーリッヒ君の夢である冒険者に成ってさらに世界観が広がっていきます。
今回紹介した「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す」はチェンジリングで違う種族の子供が妹に生まれたり、長命種の魔法使いに弟子入りしたり吸血鬼のお姫様と知り合ったりと古き良き異種族交流するファンタジー世界への転生モノです。
そこにTRPGの要素を追加してゲームのようにした事で読者に親しみやすいようにしています。
(*´ー`*)
小説家になろうの書籍化済みの作品で、話に登場人物の公式設定イラストを載せてくれています。
キャラクターのイメージが湧きやすいですし全体的に可愛いイラストで目の保養になります。
マルギット可愛いよマルギット。
(°▽°)
ついでにTipsで世界について小まめに解説が入る親切設計。
それと今作「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す」はマルチエンディング方式でもあります。
その時々でエーリッヒ君が道を踏み外したり、メインルートじゃない横道に全力を注いでしまった結果、目指していた目標から外れて別の職業に成ったり別種族になり果てたお話もIF話として語ってくれます。
この辺は妄想が捗って楽しいですねー。
(∩´∀`)∩ワーイ
それと私は吸血鬼のお姫様とか好きですね。
(*´ω`*)
物語の性質上、大器晩成型のTRPGのリビルドを組むため、スタートの時点では常識の範囲内の人間種族の天才少年といった感じで他の超越種がいる世界観なのでやや成長が遅いと感じる事もあります。
また、足を踏み外したり変な方向に爆発するとIFエンディングに行くので、突き抜けた先が見れて楽しいです。
ヒロインは幼馴染が蜘蛛の亜人の女の子と人外率は高いですね。
人外娘が苦手な人にはちょっと性癖の都合上のハードルが高いかもしれませんね。
(´・ω・`)
それでも魔法使いの丁稚編で王都へ行った辺りから本格的に主人公の性能がバグり始めて見ていて楽しいです。
(*≧∀≦*)
自分はTRPGはリプレイを読むくらいで実際にプレイした事ははありませんが、今作「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す」はTRPGをやった事があると主人公のTRPGあるあるに共感できて楽しい作品かと。
( ̄^ ̄)ゞ
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ