【SCP】やる夫は楽園で暮らす様です【童帝】【やる夫スレ感想】

やる夫スレのおはなし

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今回はやる夫スレ作品の感想と紹介を記事にしました。

(・ω・)ノ

【SCP】やる夫は楽園で暮らす様です

 

【SCP】やる夫は楽園で暮らす様です

作者:無触蹌踉童帝 ◆HyQRiOn/vs

まとめサイト:やる夫の暇つぶし麻亜屈

SCPをパク…オマージュして下地にした隔離された島での過激な超能力集団サバイバルモノ。

R18描写有り。群像劇。奇作快作の類。連載中。

私は最初の数話は読むのが辛かったですが、そこさえ乗り切れば寝るのを忘れて読むほど引き込まれた作品。

無触蹌踉童帝 ◆HyQRiOn/vs

作者の無触蹌踉童帝さんは10年以上やる夫スレを続けてるお人。

愛称は童帝。

無触蹌踉童帝(むしょくそうろうどうてい)の名前を名乗るだけで凄いと思います。

(・ω・)ノ

童帝さんは代表作も沢山…というか膨大です。

私がぱっと思い浮かぶのは「やる夫はロウルートに進む様です」とか女神転生系の作品でしょうか。

毎日凄い速度でやる夫スレを量産していましたけど、

作者本人が無職から就職して更新頻度が下がったイメージ…違いましたっけ?

σ( ̄^ ̄)はて?

童帝さんは今のやる夫系安価スレの元になったような作品を作ったり、やる夫スレ全体にも影響を与えたすごい人でもあります。

SCP

「やる夫は楽園で暮らす様です」はSCPを下地にしています。

「SCP」は異常存在を「確保・収容・保護」する架空の組織SCP財団と、それを題材にした創作群の事ですね。

SCPは投稿する時のルールなど色々ありますが基本誰でも創作できるホラーや不思議なアイテムの事です。

アイテムの中に人間だったり特殊な場所が含まれていたりで一概に決まった物が無い感じですが。

有名な物のや名作SCPはニコニコ動画やYouTubeで解説動画が作られており人気だったりします。

「やる夫は楽園で暮らす様です」はSCPの中に出てくる財団や超能力者の設定をパク…オマージュしている作品ですね。

この物語に既存のSCPそのものは出てきません。

やる夫は楽園で暮らす様です

半人工島の彩華島で暮らす学生のやる夫が主人公。

やる夫は少ないけど友達も居るどこにでもいる大人しい学生だけど、

クラスメイトの伊藤誠(スクールデイズ)にイジメられている。

イジメの内容が激しくは無いけど、周りにごまかせる範囲でやっているのが生々しい。

…なんでそんなにリアルなんですかね…

σ(^_^;)

 

異常気象の嵐により孤島のインフラが破壊され、救援物資は来るもののサバイバルを余儀なくされる島の住人達。

すぐに助けが来ると思われていたが、なぜか政府(を名乗っている集団)から島を閉鎖され脱出はできない状況。

そんな中で次第に個人固有の超能力に目覚める島の住人達。

超能力に目覚めた島の住人達の中には悪用する者も出始め、暴走族に至っては物資の略奪など好き放題やり始める有様。

学園でも食糧難のストレスからやる夫へのイジメが次第にエスカレートしていき、

最後にはやる夫は冤罪を着せられて学園から逃げ出す事に。

逃げ出した先で出会ったナナリー(コードギアス)と仲良くなるものの、さらなる苦難がやる夫に襲い掛かるのだ…

序盤の力を溜めている回のやる夫は正直見ていて辛いです。

(ノД`)・゜・。

読者からも「まだ落ちる先があるのか…(戦慄)」とコメントが付く程、やる夫に苦難が降りかかります。

そしてどん底に落ちた先、やる夫もまた島の住人たちと同様に超能力に目覚めるのです。

冤罪をかけられ、人には裏切られ、理由のない暴力に晒されたやる夫のたどり着いた境地…

ダークサイドのメンタルに目覚めてしまったやる夫が自身の楽園を目指そうと動き出してからがこの物語の本当のスタート。

序盤の力を溜めていた分、超能力に目覚めてからの反撃が面白いです。

(・ω・)ノ

ただし各勢力の描写も入る群像劇でもあるので、やる夫が復讐してやろうと思った人物が所属している勢力の爆弾が勝手に爆発してやる夫の関係ないところでひどい目にあったりします。

ヒロインはやる夫と一緒に不運のジェットコースターに乗ってしまったナナリー。

色々あったせいで、ちょっと壊れてヤンデレ入ったナナリーは可愛いぞー。

やる夫覚醒後は出会う女性キャラも増えてドンドン攻略。ハーレムモノになっていくのだ。

(/・ω・)/ワーイ

本作は序盤に鬱展開があったり過激な展開が盛沢山のため、苦手な人は苦手かもしれませんね。

それでも振り切れたやる夫がどこの勢力にも縛られずに自信と周りの人の生存のために動いていく姿は爽快感があります。

以前までのやる夫の立場から落差が合ってこの辺りも見ていて楽しいですね。

まあやる夫の物語もダークな味付けなんですけどね…

 

童帝さんの「やる夫はロウルートに進む様です」は、私も読んでいたのですが何故か途中で読むのが止まってしまった作品ですね。

良い機会ですので、どこかで最後まで読んでみようかなーと思います。

…佐々木…残酷な描写…うっ、頭が…

(/・_・\)イタタァ

今回はこんなところです。

(・ω・)ノ

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