【やる夫スレ感想】【R-18(G)/TS】　夜霧の戦線 -第二次諸国民戦争回顧録-　【あんこ】【火葬戦記】【◆87E/TS/tsA】

 

【R-18/TS】 『◆87E/TS/tsA』の投下所兼雑談所3 【短編･長編/あんこ/安価/他】

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【R-18(G)/TS】　夜霧の戦線 -第二次諸国民戦争回顧録-　【あんこ】
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【R-18(G)/TS】　夜霧の戦線2 -第二次諸国民戦争回顧録-　【あんこ】
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※まとめサイト無し

 

作者：◆87E/TS/tsA

◆87E/TS/tsAさんのやる夫スレ作品。

2017年連載でエターしてしまった結構前の作品です。

作者さん曰く諜報戦記モノな、安価有りダイス有りな異世界TS転生仮想戦記。

(・ω・)ノ

当初は◆87E/TS/tsAさんの雑談所で連載を開始しており、長編になるという事で立て直した本スレの序盤は雑談所のダイジェスト版が掲載されています。

なので、省略されていない雑談所の方から読むと細かいところまで楽しめます。

o(^▽^)o

幼女戦記みたいに世界大戦時のドイツをモデルにした帝国で、AA愛歌様なアンネマリー少尉が本当は併合された小国の出身なのに生き延びて家族に再開するために帝国でスパイしたり軍で上り詰めるおはなし。

連載当時は確か幼女戦記が流行っていたので、その辺りの設定も若干混ざっている印象。

R18やG表記があるものの作者さんが作品の最初で説明している通りその辺りは全然作中では見かけなかったですねー。

(´▽｀)

 

夜霧の戦線 -第二次諸国民戦争回顧録-　ストーリー・感想

「夜霧の戦線」の舞台設定は世界大戦時の欧州を参考にした架空の異世界。

この異世界の特徴は地球と違い幼女戦記みたいに魔法があったりする事。

ヽ(´▽｀)/

そんな異世界で小国テレアジェン王国の重鎮ゲンドウ(エヴァンゲリオン)と格式ある貴族の娘シルヴィア(怪物王女)の間に生まれた娘が今作の主人公です。

この主人公の少女は地球からTS転生した転生者さん。

主人公の名前は作中で伏せられていますが、主人公ちゃんのAAは鴉木メイゼル（円環少女）を採用。

ゲンドウ・シルヴィア・メイゼルの三人は元は仲の良い家族だったものの、母のシルヴィアが主人公を産んだ事が原因で体調を崩し死んだ事で父のメンタルがやられて家庭が崩壊。

母が死んだ原因と思われて疎まれた主人公ちゃんは芸術にのめり込む幼少期を過ごす事に。

(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

そして父と娘の交流とダイスと安価による作者さんの主人公ちゃんの育成ターンが過ぎると、時代の波が二人の元にもやってくるのです。

具体的にはゲンドウとメイゼルが暮らすテレアジェン王国が神聖ヴァイマル帝国に敗北。

貴族は粛清されるし国の重鎮もつるし上げを食らう事態に。

(°ω°;)

そして国外に逃亡しようとするゲンドウとメイゼルの元についに敵軍の人間がやってくるのです。

(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

ヴァイマル帝国の人間に捕まってしまった二人ですが、主人公ちゃんに魔法の才能が有った事から主人公ちゃんをヴァイマル帝国の研究機関に受け渡す事を条件に二人の命が助けられます。

という所までがプロローグ。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

その後は主人公ちゃんの性能などから本編がどう進むのかの指針を作者さんが決定。

主人公ちゃんがスパイ向きの尖った性能だった事から本格的に諜報戦記が始まるのでした。

ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

本編開始により主人公のAA鴉木メイゼル（円環少女）が沙条愛歌（Fate/Prototype）に変更。

主人公ちゃんは帝国では「メイゼル・アリューシャ」という仮の名前を与えられて研究施設で暮らしていましたが、本編開始時に帝国から「アンネマリー・ライプニッツ」という名前を新たに与えられスパイ少女アンネマリー・ライプニッツ少尉が爆誕。

名前もAA変更されて本編が開始されます。

ヽ(´▽｀)/

プロローグでは暗めの少女だったメイゼルですが、AAが愛歌様に変わった事で性格も明るめに変更。

アンネマリー少尉は生き別れる事になった父ゲンドウとの再会という目的を胸に秘め、『帝国の教育によって帝国に忠誠を誓う模範的なスパイ』になった少女として活動を開始するのでした。

最初の任務は諜報組織の一員である事を隠しての味方の軍の調査。

アンネマリーは幼いもののの優秀さを示して部下たちの人心掌握。

さらにはアンネマリーは自分の境遇を思わせるゲリラの少女と出会い葛藤しつつも、帝国軍内で着実に成果を上げてスパイとしての任務も推敲していくのでした。

スパイとしての任務は調査から始まって要人の誘拐だったりと帝国の裏側として活躍。

そして軍人としても優秀さを示し、トンデモ任務には魔法やトンデモ兵器で解決していきます。

ダイスの結果によっては成果が振るわない時もありましたが、アンネマリーが世間ではできる事が少ないと思われている魔法で難題を解決するが面白かったです。

(*´ー｀*)

その後はアンネマリーはスパイしたり戦闘したりとする中で功績を上げて、軍内でバリバリ功績を上げて立身出世していきます。

ヾ(〃^∇^)ﾉわぁい♪

この辺りは普通に仮想戦記していて楽しいですね。

(*´ω`*)

そして功績を上げ続けるとただのスパイから表返り、ちゃんとした軍人として学校に通わせて貰ったりと着実に帝国内での地位を築いていくのでした。

最終的には新規開設された情報部にお呼ばれして総統とも謁見。

ヽ(´▽｀)/

…これから諸外国を巻き込んだ大戦を乗り切るぞーという所で悲しみのエター。

(/ω＼)

ちなみにエターは作者さんのスランプが原因らしいですね。

σ(^_^;)

結局作中ではアンネマリーが父のゲンドウと再会まで行けなかったのは本当に残念。

アンネマリーの境遇が冬色には刺さったので、せめてゲンドウとは再開するところまでは読みたかったですねー。

_(:3 」∠)_

 

それと現在は作者さんによって削除されていてしまっていますが、当時はハーメルンと小説家になろうに本当に短かい小ネタを投稿してくれていました。

ドイツポジションではなく赤い国ポジションで、相変わらず家族仲で苦労しているアンネマリーが赤い国は地獄だぜーと頑張るお話。

アーカイブを探すともしかしたらみつかるかもしれませんねー。

「夜霧の戦線」　紹介の終わりに

「夜霧の戦線」はやる夫スレとしては珍しいスパイモノで、スパイ少女アンネマリー少尉が活躍する諜報戦記です。

幼少期と本編では名前とAAが変わり、本当の素性を隠して帝国のために軍人とスパイとしてアンネマリー少尉が奮闘します。

上司から無茶振りをされつつも、アンネマリーが着実に上り詰めていくのが楽しいです。

◆87E/TS/tsAさんの作品はどこかで紹介したかったので、今回紹介できて満足です。

(*´ー｀*)

あと、クソ映画と評判の「メタルマン」のアーサー・ブレイク博士が多用されるネタについつい笑ってしまいました。

( ´艸｀)

やる夫スレの紹介・感想は以上になります。