今回の記事はハーメルンの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
乙女ゲーに転生したら本編前の主人公と仲良くなった。
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-15 残酷な描写 転生 憑依 乙女ゲー ヒロイン 男主人公 脇役主人公 恋愛 ボーイミーツガール 学園モノ
あらすじ:
病気で死んで転生した主人公(♂)なんとなくそれなりに二度目の人生を過ごしていたところ、高校受験を目前にした中三の時期にとある少女と出会う。
そう――彼が生まれ変わった世界は前世での乙女ゲー。そして出会った少女こそが本編開始前のヒロインちゃんだった!
ゲームだと名前も影も形もない転生主人公くんだが、次第に乙女ゲーのヒロインちゃんと仲良くなっていってしまい……?
作者:4kibou
掲載サイト:ハーメルン
小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。
現代を舞台にした長編恋愛小説。
前世の縁が絡みつく乙女ゲームモブキャラ転生恋愛もの。
乙女ゲームのモブ男子学生に転生した少年が本編開始前にゲームの主人公な女の子を攻略しちゃうお話。
乙女ゲーに転生したら本編前の主人公と仲良くなった。
作者の4kibouさんは以前紹介した「星刻学園の落ちこぼれ」の作者さん。
見覚えのある名前と思って調べてようやく気が付きました。
(・ω・)ノ
書いた小説が連続でハーメルンのランキングに上がってくるのは凄いですね。
(/・ω・)/ワーイ
本作も「星刻学園の落ちこぼれ」と同様にヒロイン視点の話も多め。
なので主人公君の物語ではなく主人公君とヒロインちゃんの二人の物語という感じです。
乙女ゲーム転生した水桶肇(みずおけ はじめ)少年が主人公。
主人公君はゲーム内に登場したならモブキャラポジションだろう一般人。ただしヒロインちゃんと同世代の男子学生。
ヒロインの優希之渚ちゃんは乙女ゲームの主人公ポジの子。
渚ちゃんはアニメやゲームの1作品に一人は居そうな銀髪の冷たい系ヒロイン。
主人公君はヒロインと接触した事で「あれ? 前世でプレイした乙女ゲームの世界に転生した??」と気が付くも、転生先の世界が特にステータスがあるというわけでもない前世と変わらない世界なので例えこの世界がゲームの中だろうと普通に生活するのは変わらなよなーというスタンス。
( ´ ▽ ` )
そんな主人公君が塾の勉強室で渚ちゃんと出会った事で物語が始まるのです。
最初は中学時代の二人が塾の教室で勉強を教え合う仲にになり徐々に親睦を深めていくお話。
ただしお互いに既視感があれどそれが何なのか思い至れないご様子。
そんなある日ゲームの開始前に落ち込むヒロインちゃんについ主人公が取った行動がヒロインちゃんに突き刺さってしまい…という事から事態が転がっていきます。
(((o(*゚▽゚*)o)))
ヒロインちゃん側の事情はヒロインちゃん目線で語られるため、読者的には二人の擦れ違いなどが丸わかりなのは善し悪し。
どちらの事情も分かるのはストレスが無いけれどもドキドキ感は少なくなってしまいますね。
今作「乙女ゲーに転生したら本編前の主人公と仲良くなった。」は架空の乙女ゲーム世界への転生モノに前世からの因縁をトッピングした作品。
前世関係の因縁を持ち込むのは乙女ゲーム転生モノを純粋に楽しめず拒否反応が出る人も居そうですが、こういう乙女ゲーム転生の変化球が好きな人の性癖に刺さりそうな内容。
基本は主人公君とヒロインちゃんが日常を過ごす中で仲を深めるお話。
さらに話が進むとラブコメらしく主人公の妹ちゃんや家族、ヒロイン側の家族や友人も出てきて話がさらに広がっていきます。
(/・ω・)/ワーイ
そして主人公君が高校入学前のヒロインちゃんの好感度を滅茶苦茶稼いでから乙女ゲームの本編である高校へ入学。
主人公君がヒロインを落としてもうゴールじゃないんかい。
( ´∀`)σ)∀`)
読み進めてみるとちょっと少年漫画のラブコメ作品みたいだと思わなくもない作風。
主人公君とヒロインちゃんが高校入学して乙女ゲームの攻略キャラである男子キャラクターが登場。
高校入学後はまだ始まったばかりなので話数は少な目。
これからさらに話が広がっていくんだろうなーというのが想像できるお話。
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
この作品はモブに転生した主人公が本編で活躍する…という展開が好きな人にはお勧めですね。
乙女ゲームの攻略キャラ(♂)はヒーローのように優秀らいしですが、落ち込むヒロインちゃんを慰めるのはその場にいるモブっぽい主人公君なんだよなーという感じ。
(°▽°)
ただし今作はラブコメなのでバトルとかオカルトとかは無いので、ラブコメに興味がない人にはお勧めできない作品かなと。
あと私だけかもしれませんが主人公君の名前の”肇(はじめ)”はフリガナが無いと読めませんでした。
前作もそうでしたがあんまり難しすぎる漢字を使われると年寄りには読めないのです。
(´・ω・`)
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ