【小説紹介・感想】少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった【ハーメルン】【異能バトル】【ゲーム世界転生】【ヤンデレ・曇らせ】

 

少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった

 

オリジナル：現代/冒険・バトル
タグ：R-15 残酷な描写 転生 異能力 男主人公 ヤンデレ 現代 曇らせ

 

あらすじ：

小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と年齢が上がるにつれて、感情の起伏ってどんどん弱くなっていくと思うんですよ。青少年時代のあの抑えきれないパッションは確かにあったはずで、それは誰しもが抱えていた感情で、それが具現化して抱えていた本人たちすら振り回して、かつそれらにボロボロにされる主人公が見てぇなぁという想いの作品。

あと、超ド級のヤンデレと異常者と必死に生きようともがき苦しむ主人公がみたかっただけだったりする。

本編あらすじ
テトラアライメンツという学校が舞台の異能系現代ファンタジー作品に転生してしまったことを知った俺。その中で俺は序盤にモブ異能力者によって殺される末路を辿ることを知る。生き抜くためには、先生生徒を誘導して、主人公を利用するしかない。じゃないと生き残れない。だからまぁ…利用しようと考えたバチが当たったんだろうな。甘んじて受け入れるよ

「ずっと一緒に、そばにいて」「僕さえいればいい。その他の有象無象なんていらないだろう？」「俺の言うことを聴け。それ以外何も望まない」「君のことが知りたいんだ。ワタシにそのすべてを教えてくれ」

あぁ…俺、死の末路を乗り越えてもこの先、生き残れるかなぁ…

※作品内で、多重人格、食人等の描写が出てきます。苦手な方はブラウザバック推奨。それでもいいよという方、寛大な心で読んでいただき感想なんかもらえたりしたら狂喜乱舞します。

 

作者：よくメガネを無くす海月のーれん

掲載サイト：ハーメルン

小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。

見つけた時に日刊ランキング上位にランクイン。

調整平均☆8.72と10段階評価では非常に高いです。

(・ω・)ノ

ゲーム世界転生×現代異能バトル×ヤンデレクソヤバヒロイン。

現実からゲームの世界のすぐ死ぬ学生に転生してしまった主人公が、原作知識を活かして生き残ろうと頑張るお話。

そして始まるヒロインちゃんのストーカーである自分を殺す犯人探しと異能バトル。

なお、ゲームの主人公で今作のヒロインちゃんは多重人格分裂型新社会性生物とする。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

ヒロインが「ヒロイン」から「ヒーロー」「暗躍系黒幕」まで兼任してくれる親切設計ですね(白目)。

(°ω°;)

最初からあらすじとか話の冒頭で作者さんの性癖が開示されているので、趣味が合う人向け。

ダークファンタジーとかで人体改造・自己改造とかしちゃう主人公をヒロインにしたような作品。

現在第一章が完結済みで閑話が投稿されている最中。

一章が完結して閑話連載中なので一気読み派の人も読み易いタイミングかなーと思います。

(´▽｀)

 

少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった　ストーリー・感想

性癖バトルしようぜ！

そんな感じで始まる作者さんの性癖の開示！

作者「少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった！！(要約)」

一話目の一番最初に作者さんが性癖を語ってくれるのですが、どこの呪術廻戦の術式開示だよと思ってしまった。

( ´艸｀)

という訳で今作「少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった」は作者さんの性癖の詰め合わせです。

題名の通り少年少女が抱える闇で殴りあいをさせるお話。

現代異能バトルな学園モノのゲーム世界への転生モノ。

ただしゲームの主人公ちゃんは絶賛人格崩壊真っ只中な多重人格激ヤバヒロインとします。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

 

現代異能バトルなゲームの世界に転生してしまった学生の柳田修介が今作の主人公。

ゲームでは異能の力は社会に認知されているものの、ぶっちゃけ迫害対象で隔離対象なので異能持ちはみんな隠しているという設定。

異能は自身の願望が歪んだ形で発露し、多感な少年少女は発露してしまった異能の力で殺し合いをすることになるのだー。

(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

そんな世界に転生してしまった主人公は、授業中に前世の記憶に覚醒して絶叫してしまい、放課後教師に怒られる事態に。

しかし、前世の知識によると主人公は原作キャラであり、ゲームの主人公である白鷺燐火の目の前で異能の力でジワジワと火あぶりにされて殺される被害者ポジションだったのです。

そりゃ叫び出しますよねー。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

そして、原作知識を元に異能持ちで良識のある味方ポジの担任の女教師に探偵ポジの図書委員に協力を依頼。

主人公君は自身の惨たらしい死を避けるべく、自分を殺す犯人探しに奔走するのでしたというスタート。

原作知識を上手く活かしたり、犯人探しをするのは異能学園モノの王道ストーリーで面白いですね。

(　-`ω-)ｷﾘｯ

なお、原作ゲームの最強キャラである主人公の白鷺燐火ちゃんは多重人格の異能者で異能は自己増殖系で、自分から分裂しちゃった別人格たちをどうにかするべくいっぱいいっぱいの限界女子。

(/ω＼)

燐火ちゃんは見た目が白髪可憐で性格は他の人格の搾りカス。

日夜他の人格からの迷惑をかけられて追い詰められており、他の人格は王子様・俺様・黒幕でそれぞれ仲違い気味という割とヤベー状況。

原作知識から燐火ちゃんが自分のことで手一杯であることを知っている主人公くんは燐火ちゃんに優しく接するのでした。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

なお、原作知識から主人公君が燐火ちゃんに的確なアドバイスをしてしまった事から、燐火ちゃんから激重感情を向けられるようになっていきます。

(°ω°;)

ちなみに主人公君が燐火ちゃんと接触したことで、燐火ちゃんのストーカーが最近燐火ちゃんにまとわりついている虫(主人公)を片づける犯行予告を送り付けてきたことが判明。

 

主人公君「あれ？　俺って燐火ちゃんと喋るようになったから殺されたの？？」

 

そして、いつの間にか自分を殺す犯人探しから、燐火ちゃんと協力してのストーカー探しにシフト。

主人公は燐火ちゃんと絆を(主人公の想像以上に)深めていきます。

(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

一章の最後は学園異能バトルモノで犯人と戦ってストーカー事件を解決してひとまずの締め…と思わせてから燐火ちゃんのヤバさが発露。

主人公の回想で燐火ちゃんのことをミツバチの擬人化だと言われていたのがよく分かるやべー光景が展開されるのでした。

(°ω°;)

うーん、ダークファンタジー。

(´▽｀)

 

今作は鬱要素や曇らせが嫌いな人にはお勧めできないけど、鬱要素や曇らせにダークファンタジーに肉体改造とかそういうのが好きな人には堪らない内容だなと思いました。

冬色も鬱や曇らせがあると読むのに心の準備が居る人間ですが、今作は普通にダークファンタジー・異能バトルモノとして面白かったので大変楽しめました。

(*´ー｀*)

あと、読んでいて思ったのがヒロインちゃんはラスボスポジションというかレイドバトル用(倒される方)のキャラですよねって。

(°ω°;)

なお、作者さんは新社会性生物なヒロインちゃんが書きたかったと供述しており…

( ´艸｀)

今作を読んでいて、ちょっと前の作品ですがメジャーどころだと「多重人格探偵サイコ」を、Web小説だと「ウロボロスレコード」とか「エルフライダー」を思い出しましたね。

ダークファンタジーで主人公が肉体改造しちゃったり増殖したりするのが好きな人にはクリティカルで刺さりそうな内容。

(°▽°)

主人公君とヒロインちゃんに厳しい世界なので、ぶっちゃけFateの愉悦部みたいな人が大変楽しめる内容となっています。

(*´∇｀*)ｱﾊﾊ

少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった　まとめ

「少年少女が抱える闇で殴りあいをさせたかった」はよくメガネを無くす海月のーれんのハーメルンに投稿されている小説です。

作者さんの性癖の開示というか注意事項があるので、そこを了承した人向けの作品。

(・ω・)ノ

現代異能バトルな学園モノのゲーム世界に転生してしまった主人公が、色々な意味でヤバいゲーム主人公なヒロインと仲良くなって一緒に頑張るお話。

ヒロインのヤバさが今作の魅力の尖っている作品。

鬱要素・曇らせ要素ありのダークファンタジーな現代異能バトルもので、肉体改造とかしちゃうヒロインが好きな人にお勧めです。

作者さんの開示されている性癖で、自分の好みに合う要素があれば読んでみるのもありだと思います。

(/・ω・)/ﾜｰｲ

 

小説投稿サイトハーメルンの小説の紹介は以上になります。