【小説紹介・感想】なんか一人だけ世界観が違う【ハーメルン・小説家になろう・カクヨム】【ファンタジー×クトゥルフ神話】【現地主人公】【学園】【冒険者】

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今回の冬色工房の記事はWeb小説の紹介になります。

最近読んだ作品から昔のおすすめの小説の感想・紹介。

好みのWeb小説を探して居る人の一助になれば幸いです。

(・ω・)ノ

◇DMM

なんか一人だけ世界観が違う

 

なんか一人だけ世界観が違う

 

原作:クトゥルフ神話
タグ:R-15 残酷な描写 クトゥルフ神話 異物混入

 

あらすじ:

 よくある中世ナーロッパ。剣と魔法のファンタジーな世界。
 騎士が国を守り、冒険者が未知を切り拓き。エルフやドワーフ、ドラゴンや魔王がいたりして。そんなよくある、いつもの世界。

 そんな世界の外側で、「世界」という夢を見る盲目にして白痴の邪神アザトースは眠りこける。

 彼が目覚めれば世界という夢は泡のように弾けて消える。冒涜的な言葉を吐き、無聊を慰める音楽を奏でる蕃神たちに囲まれた彼は、ふと、一人の少年を指向した。

 そんなはずはない。
 彼は盲目にして白痴。目覚めた瞬間、世界は弾ける。

 そのはずなのに、彼は知覚し、認知し、思考し、指向し命令した。

 一人の少年に、寵愛を与えた。

 ──尤も。
 それが少年にとって幸福なものであるとは限らないのだけれど。

 ◇

 twitterアカウント作りました。(https://twitter.com/shio_pillar
 たぶん有益な情報は何も発信しません。tipsとかクソ短文が不定期に流れるか、沈黙か、だと思われます。
 
 欲しいものリストもここに貼ってあります。欲しいものリストとは名ばかりの布教用kindle本リストですが。

 ◇

 なろう、カクヨムにも掲載しています

 

作者:志生野柱

掲載サイト:ハーメルン

小説サイト・ハーメルンのランキングから発掘した小説。

見つけた時に日刊ランキングにランクイン。

調整平均☆9.30と10段階評価で滅茶苦茶高い名作。

(・ω・)ノ

あらすじにあるようにハーメルンだけではなく、小説家になろうやカクヨムでも連載。

最初の方は一話一話が短めですが、それでも400話を超える超長編。

以前紹介した「固有魔法はSANチェック!」「召喚学園の生徒だけど守護獣が異形すぎて邪教徒だと疑われてます」と同系統のファンタジー異世界にクトゥルフ神話をぶち込んだ作品。

(´▽`)

学園モノ要素も有って上記二作との共通点も多いですが、当ブログでの紹介が一番後になりましたが2022年06月連載開始で今作が一番早く連載を開始していますね。

 

異世界ファンタジー×クトゥルフ神話。冒険者…というか探索者モノ。

ファンタジー世界の現地ショタ主人公が、誘拐された先でカルトの怪しい儀式のせいでクトゥルフ神話の知識をインストールされてしまったお話。

ファンタジー世界に紛れ込んだクトゥルフ神話の怪物を相手にショタ主人公がクトゥルフ神話の知識と召喚魔法で立ち向かいます。

序盤は世界観の説明もあるので主人公の出番は少な目。

一章「導入」が終わり、主人公のフィリップ君に物語のスポットライトが当たると劇的に面白くなります。

(/・ω・)/ワーイ

全編学園モノという訳では無いですが物語が進むと主人公が魔法学園に入学しますし、最新話辺りでは学園を卒業して冒険者に。

世界観はテンプレ的ファンタジー世界ですが、題名の「なんか一人だけ世界観が違う」にあるように主人公はひとりだけクトゥルフ神話の探索者をやっていて、各章でクトゥルフ神話のシナリオをファンタジー世界でやる感じですね。

(*´ー`*)

ヒロイン達はファンタジー世界の貴族やお姫様だったりエルフや吸血鬼だったりで、クトゥルフ神話の存在を知っちゃったことからSANチェック→主人公に依存しちゃいます。

最近ハマってしまい一気読みしていたのでご紹介です。

(/・ω・)/ワーイ

 

天使や悪魔までいるナーロッパ的別銀河の地球が今作の舞台。

王都の親戚の宿屋にて丁稚奉公に来た現地ショタ主人公フィリップ君ですが、王都に根を張るカルト集団に誘拐されて怪しい儀式の生贄に。

本来ならここでフィリップ君の人生が終わってしまう所が、カルト集団が軌跡みたいな確率で今作でも実在していたクトゥルフ神話を召喚してしまい…

ドキドキ( ° ω ° ; )ドキドキ

何故かフィリップ君はクトゥルフ神話の全知全能にして白痴の最上神格アザトースに謁見して寵愛を受けてしまうことに(白目)。

(°▽°)

こうしてアザトースから魔王の寵児として祝福を受けたフィリップ君は、邪神共の邪悪な善意でクトゥルフ神話の基本知識をインストールされてしまいます。

(/ω\)

フィリップ君的には発狂でもできたら幸せなのに、さらにはSAN値チェックで精神崩壊しないよう精神防護機能まで追加してくれる親切設計。

こうしてフィリップ君は邪神の視座と全てはアザトースの夢の泡沫という知りたくもない知識から、絶望と諦念をゲットして目が死んでる系ショタにジョグレス進化してしまいます。

(∩´∀`)∩ワーイ

ついでにフィリップ君のサポート役にニャルラトホテプを始めとした邪神たちまで降臨、フィリップ君の日常を侵食します。

(°▽°)

序盤は世界観の説明要素が強く、主人公のフィリップ君の出番少な目。

フィリップ君が暮らす王都の教会に居付いたナイ神父(ニャルラトホテプ)と修道女マザー(シュブニグラス)が王都に根を張って、ファンタジー世界の悪魔に無双する描写が語られます。

(/・ω・)/ワーイ

この辺りでクトゥルフ神話の神格とファンタジー世界の神や悪魔の強さの説明。

クトゥルフ神話の神格>>>>>地球の神・天使・悪魔 というのが語られます。

序盤で世界観の説明が終わると、主人公のフィリップ君にスポットライトが当たり劇的に面白くなっていきます。

ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

物語は王都の丁稚スタートなフィリップ君ですが悪魔との戦闘でナイ神父直伝の召喚魔法を暴発させたことで、緊急処置的に魔法の素質を持つエリートだけが入学できる王都の魔法学園に入学することに。

学園に入学してからは学園モノが開始されますが、学校自体が舞台になることは少な目。

学園の行事で探索することになったダンジョンや学外の森林や軍学校と共同訓練で赴く砦を舞台に、フィリップ君が仲間とともにクトゥルフ神話に関わる事件に巻き込まれます。

(/ω\)

最新話付近では学園を卒業して冒険者(フィリップ君達だけはクトゥルフ神話の探索者プレイ)をやっています。

ちなみにフィリップ君が使える召喚魔法はクトゥルフ神話の神格の召喚。

クトゥルフ神話を齧っていると分かるのですが、宇宙規模のヤベー存在が多くフィリップ君が召喚失敗すると地球が滅びる可能性まであったりします。

(∩´∀`)∩ワーイ

 

ヒロインは各章毎に一人のヒロインがメインになる形式。

学園入学前にフィリップ君の故郷の森で一緒に探索することになった、SANチェック失敗でフィリップ君に依存するようになった聖痕者の公爵令嬢ルキア。

フィリップ君と一緒にクトゥルフ神話のシナリオをプレイすることになってSAN値が削れてこれまたフィリップ君に依存するようになった、ルキアと同じ聖痕者にして親友の王女ステラ。

フィリップ君の先輩で王子様系な立ち回りでフィリップ君をドキドキさせる錬金術師フレデリカ。

フィリップ君と契約して仲間になった森の化身な幼女シルヴァ。

フィリップ君をペットにして猫吸いみたいなノリでフィリップ君をクンクンする吸血鬼のお姫様ミナ。

フィリップ君と一緒に冒険者をやることになるエルフのお転婆お姫様エレナ。

各章でスポットライトが当たるヒロインが変わる形式で、メインヒロインはルキアとステラ。

フィリップ君が冒険者として活動する時は、同じ冒険者をするエレナとミナの出番多め。

 

全部が全部そうだという訳では無いですが、各章でファンタジー世界なのにクトゥルフ神話のシナリオにぶち込まれます。

フィリップ君と王女ステラが仲良くなった毒入りスープのシナリオが冬色でも知っているくらい有名ですね。

(´▽`)

 

という訳で「なんか一人だけ世界観が違う」はファンタジー世界にクトゥルフ神話をぶち込んで、主人公達に探索者プレイをさせるお話。

目が死んでる系ショタ主人公、クトゥルフ神話が好きクトゥルフ神話でファンタジー世界を蹂躙するのが好きな人にお勧めという感じですね。

(/・ω・)/ワーイ

まあ、前述したようにクトゥルフ神話の神格>>>>>地球の神な世界観なので、主人公とヒロイン以外のファンタジー世界の住人は人によっては無残に死んだり発狂したり変な液体になったりするのでその点はご注意を。

(*´∇`*)アハハ

 

小説投稿サイトのWeb小説の紹介は以上になります。

今回はこんなところです。

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


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