今回の記事はノクターンの小説の感想と紹介です。
(・ω・)ノ
目次
クローズドβシステム -オッサンの愉快でエロスなサバイバル奮戦記-
クローズドβシステム -オッサンの愉快でエロスなサバイバル奮戦記-
作者:色竜庭
キーワード:残酷な描写あり オッサン ハーレム レイプ 輪姦 ラブラブ ケモノ娘 人外要素 SF 頭ハッピーエンド
あらすじ:
とある施設の中で一人のオッサンが目覚める。
誰もいない、外は見えない、道しるべとなるのは謎のメッセージのみ。
閉鎖された『箱船』の中で、オッサンのサバイバルライフが開始された―――。掲載サイト:ノクターンノベルズ
長編完結済み。最近まで連載していた作品。
目が覚めたら体にARのゲームみたいな機能を追加されていたおっさんが主人公の閉鎖空間からの脱出もの。
えっちなお話もあるナノマシンハザードが起こってしまった世界でのおっさん×人外美少女のSFファンタジー。
作者:色竜庭
色竜庭さんはノクターンノベルズのレジェンド、書籍化作者さん。
書籍化時の作者名は”竜庭ケンジ”。
たぶん昔、エッチなゲームメーカーのアリスソフトさんの二次創作とかを作っていた作者さんですね。
ノクターンの色竜庭さんのマイページに情報が無いので、確証がないので間違っていたらすみません。
σ(^_^;)
竜庭ケンジさんの個人サイトはこちら「竜園」。
ノクターンで掲載しているのはえっちな小説なので”色”を付けて色竜庭を名乗っているのかなーと。
(°▽°)
作品としてはえっちな話とRPGとかダンジョンものを融合させた話を作ってくれる作者さん。
どの話も伝奇や冒険ものとしても傑作なので、ノクターンノベルズでも人気が高い。
ただし作者さんの性癖がスワッピング系というか輪姦系なので、
ヒロインが主人公に合う前に強姦されていて非処女だったり、ヒロイン達を男仲間とシェアするような話も多い。
というかどの作品でもモブの女の子達は輪姦されていたりスワッピングされていたりします。
最近の傾向としてはヒロインの過去はともあれ、主人公と会ってからは主人公一筋という形で話を作っているのでその辺りの描写は抑え目。
私も過去の作品ではちょっと性癖の不一致で読むのが辛いと思う事もありました。
作者さんと性癖が合うかどうかは大事ですよね…
(;´・ω・`)
あとは主人公にカッコいい事を言わせたいのだと思いますが、たまにリアルでの他の国の事や社会事情を主人公にディスらせる事がありますが個人的には滑っているなーと感じる事があるくらい。
他の部分は凄く面白いので、ちょっと自分には合わない所をスルーすれば問題無いかなと。
クローズドβシステム -オッサンの愉快でエロスなサバイバル奮戦記-
今作「クローズドβシステム」も色竜庭さんの何時もの作品と言った感じ。
世界観は作品毎に変更してくれる作者さんで、今回の舞台はSFめいた世界。
主人公はおっさん…ただし小太りのサラリーマンとかではなく傭兵タイプというか歴戦の戦士と言った感じ。
ヒロイン達はナノマシンに汚染されて人外系になってしまった女子学生がメイン。
題名の「クローズドβシステム」なんというかVRゲームものかなーというイメージを受けたので、題名からはちょっと作品の内容が分かりにくいかなーと思いました。
(°ω°)
目が覚めると謎の研究施設にいたおっさん。
おっさんは現代人としての記憶があるものの、施設に入れられる前の記憶がはっきりしないまま周囲を探索を開始。
なぜか自分の目にゲームのディスプレイのような表示があり、施設の外は銀色の樹海と謎の怪物たちが蔓延る有様。
おっさんの体にインストールされたのは「人類保護プログラム」「人類繁殖プログラム」「人類進化プログラム」の3つ。
人類繁殖プログラムとか作った人間の頭悪いよねーと思いながらもプログラムを利用した命を懸けた周囲の探索の結果、謎の繭に包まれた休眠状態の女子学生を救助するおっさん。
女の子は謎の物質に汚染されていておっさんとえっちをしないと怪物になり果ててしまうという状況なので、おっさんは罪悪感を感じずにサクサクえっちしながら情報を集める事に。
周囲や女の子から情報を集めた結果分かった事は、何故か居るおっさんを除くと一つの学校の人間が丸々拉致されてこの施設に収容された模様。
さらには謎の技術のアプリを人体にインストールされているため女の子は強制発情状態で、同じようにアプリをインストールされた男子に逆らえずに女子は奴隷のような扱いをされている事が判明。
さらには”現在”もおっさん以外にも生存者は居るようで…
順調に女の子を回収しておっさんがえっちな日常を送る中、怪物を倒したその先でついにおっさんとは別の学生集団と接触する事に。
不意に探索中に学生たちに囲まれてその拠点に連れていかれるおっさん。
「でも女子はおっさんは嫌だって言ってるし…」「元気出せよおっさん!」「馬鹿、おっさんでも生きていてもいいんだぜ!」
接触した生存者たちの厳しい対応に心を痛めたおっさんは一人で可愛い女の子が自分を待つ拠点に戻るのであった。
探索する都度に徐々に判明していく外の出来事やおっさんたちを閉じめている施設の目的。
レベルが上がるにつれて人外の力をおっさんに与えていく謎のアプリ。
おっさんの探索の果てには何が待っているのだろう…というのが今回のお話。
全体として謎の施設を探索するSF風味の探索系RPGゲームみたいな世界観。
色々とおっさんに都合が良い状況だけど、徐々に施設に関数情報や少年少女に混ざるおっさんという異物について情報が開示されていく形式。
出番は少ないですがおっさんとは別に真っ当にこの世界に立ち向かう少年たちのグループはあるけど、それとは別ルートでチート搭載おっさんが学校の上澄みのヒロイン達をゲットして突き抜けていく感じ。
女の子の扱いも何時もの色竜庭さんといった感じで、女の子は基本的に男から奴隷扱いされているという世界観ですね。
主人公のおっさんは若干サイコパス入っているので敵と戦うのに葛藤とかは全然無いので、その辺りのストレスは全くないです。
おっさんは施設に収容される前までは何をしていたんだという戦闘力を見せてくれるので、強敵とかは全部日常の中のスパイス扱いで読めます。
(/・ω・)/ワーイ
今作のヒロイン達は背中から蜘蛛の足が生えちゃった黒髪清楚メインヒロイン杉埜 愛那を筆頭に、猫耳少女に植物化した少女に果てにはクリスタルやケイ素生物化してしまった少女達。
ヒロイン達は人類繁殖プログラムによって強制発情させられていたり、最初から年上好みだったりでおっさんへの好感度は最初から高いです。
異形化ヒロインとか人形化とかの性癖の人に刺さりそうな感じ。
(°ω°)
この作品「クローズドβシステム」の内容の比率も冒険5:えっちなお話5くらいで読んでいてどちらも楽しめる比率。
最後のあとがきで人物紹介と色々設定を公開。未読の人はネタバレ注意ですね。
あとがきを読むと書いてある主人公の職業のプログラマ…はちょっと話の中の人物像と合って無いかなーという感じ。
今回はこんなところです。
(・ω・)ノ